オープンソースに無料の法的サービスを提供する団体Software Freedom Law Center(SFLC)は9月20日、デジタル家電およびPC関連製品製造販売の米Monsoon Multimediaを相手取り、GNU General Public License(GPL)違反でニューヨーク州南地区米連邦地方裁判所に提訴したことを明らかにした。SFLCによれば、米国でGPL違反に基づく著作権侵害訴訟を起こしたケースは、今回が初めてという。 Monsoonが同社の製品に採用している「BusyBox」は組み込みシステムで使用されている一般的なUNIXユーティリティーを1つにまとめたプログラムで、GPL version 2の下オープンソースソフトとしてライセンス供与されている。 BusyBoxを再配布する場合、その各配布先がプログラムのソースコードにアクセスできるようにするというGPLの規
Googleは、米国時間4月23日、オープンソースのデータベースソフトウェア、MySQLにGoogle独自の変更を加えたことを明らかにした。Googleは以前からMySQLのユーザーとして知られている。 Googleのソフトウェアエンジニア、Mark Callaghan氏は、23日付のGoogle Code Blogへの投稿で「MySQLはデータストレージ分野における素晴らしいソリューションだと考えているが、一部の分野に関して当社のプロジェクトからさらなる要求が出たので、主に高可用性と管理性を向上するため、MySQLそのものを拡張した」と述べている。 高可用性とは、仮に稼働中のサーバが停止してもサービスを継続して提供可能にする、という考え方を指す。障害時にサービスをバックアップマシンに切り替えることをフェイルオーバーと言い、技術自体は数十年前からあるが、実装は難しい。 Googleの行った
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例のMSとNovellの話でGPLと特許の関係がにわかに注目されているが、どうも勘違いをしている人がいるようだ。 まず、話の前提として、GPLというライセンスの機能が何なのかを理解しておいてほしい。GPLの機能はフリーソフトウェアを普及させること、ではない。それは目的のひとつである。そもそも目的は私たちGPLを使う人間が勝手に考えればよいことであって、あくまでGPLはそれを達成するための道具に過ぎない。トンカチの機能は家を建てること、ではなくて、あくまで釘を打つことでしょう。それと同じで、GPLというライセンスそのものの機能は、GPLの下で誰かに渡ったコードは、相手がGPLに違反しない限り、いかなるときでも何人たりとも、GPLの下で自由に利用できることをどうにかして保証するということである。言い替えれば、GPLのライセンシー間で、行使できる権利に差があってはならないということだ。 具体的に
12月にもリリースが予定されているDebianの最新バージョン。しかし、同梱する予定のFirefoxについて、Mozilla側と論争が起こっている。 Debianの最新バージョンはEtchの名称で12月のリリースが予定されているが、同ディストリビューションに同梱するWebブラウザとして、Mozillaが権利を所有するFirefoxを収録することが希望されている。この件に関するMozilla側からDebianに対する返答は、そうした形態でリリースする場合、同ソフトウェアの付属アートワークを外すことはできないという旨のものであった。法律関係の専門家によると、著作権法と商標法を正しく用いていれば、こうした問題はそもそも生じなかったはず、ということになる。 知的財産保護を専門とする法律家で、以前にOpen Source Initiativeの相談役を務めていたラリー・ローゼン氏がNewsForge
darc0113曰く、"とうとう/.本家でも取り上げられたが、"Firefox"の名前の使用について、Moziila CorporationとDebian Projectの間で問題が起こっている。 Firefoxのロゴの使用については商標ポリシーが定められており、この規定がDebianのポリシーとは相容れないために青い地球のロゴを使用していたが、この事がMozilla Corporation側では受け入れられない、とされたことである。 これに対してDebian Projectでは、Firefoxの名称を"Iceweasel"(氷のイタチ)にする動きが出ている。 この問題に関する日本語でのまとめとして、Taken SPC : Firefox のボイコットが詳しい。"
先週金曜(9月22日)、GPLv3のドラフトを非難する声明書が数名のカーネル開発者によって公表された。これを受けて、Software Freedom Law Center(SLFC)の議長Eben Moglen氏は昨日、GPLv3の策定プロセスへの参加を求める「新たな案内状」をカーネル開発者に宛てて出すことになった。Moglen氏の文面に対し、Linus Torvalds氏は、GPLv3に対する自分の立場ははっきりしており、FSFにはいい加減うんざりしていると応じた。 先頃のLinuxカーネル開発者の方々からの声明書とFree Software Foundation(FSF)による回答をふまえて、GPLv3策定プロセスのとりまとめ役としての個人的な見解を申し上げたい。 まず、カーネル開発者の方々による今回の意見表明を私は歓迎している。私的なやりとりで再三述べてきたことを公の場で改めて述べさ
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貢献度の高いLinuxカーネルプログラマーの大半が、提案されている次期バージョンの「GNU General Public License(GPL)」に否定的であることがわかった。GPLは多くのオープンソースプロジェクトに適用されている。 米国時間9月22日に発表された調査結果によれば、29人のカーネルプログラマーのうち28人が、GPLバージョン3(GPLv3)について、現行のGPLバージョン2(GPLv2)よりも劣っていると評価した。LinuxプログラマーでありSteelEyeの従業員でもあるJames Bottomley氏が、Linuxカーネルに関する情報を交換するメーリングリストに投稿した記事によれば、カーネルプログラマーらに-3から+3の評価を求めた結果、最も高かった評価は、可でも不可でもないことを意味する0で、平均は-2だったという。この調査はLinuxを率いるLinus Torv
Open Source Development Labs(OSDL)のリーダーは米国時間9月20日、現行のGNU General Public License(GPL)の適用対象ソフトウェアが、現在策定中である次版のライセンスの適用対象ソフトウェアとどう関係することになるのかについて、Free Software Foundation(FSF)は早急に説明する必要があると述べた。 GPLは、オープンソースおよびフリーソフトウェアの分野における数え切れないほどのプロジェクトに適用されている。例としてはLinuxカーネルが最もよく知られているものの、その他にGCCコンパイラ、Sambaファイルサーバソフトウェア、MySQLデータベースといった大規模プロジェクトにも適用されている。GPLバージョン2(GPLv2)は1991年に公開されたが、FSFはソフトウェア特許やデジタル権利管理といった新たな問
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