freeeは4月20日、同社が提供する「クラウド会計ソフト freee」が特定非営利活動(NPO)法人に対応したと発表した。「freee NPO キット」を提供する。NPO法人への対応は、本格的なクラウド会計ソフトとしては国内初になるとしている。 freee NPO キットは、「NPO法人用勘定科目・部門セット」と「NPO法人用決算テンプレート」で構成される。このキットにより、NPO法人向けの勘定科目や、定款に記載した部門をfreeeにインポートできるようになった。また、活動計算書やNPO法人特有の注記といった一般の法人と異なる決算書テンプレートが利用可能だ。 決算テンプレートはExcelデータで作成されている。freeeからエクスポートした試算表をテンプレートにインポートするだけで、数字をほぼ自動で転記。簡単に書類の作成が可能となる。これにより、日々の記帳業務から活動計算書、決算書の作成