「来る、来る」と言われ続けたコンテンツが中心となる時代。気がつけばそれが現実となっている。そんな時代にあって日本SGIのSiliconLIVE!と任天堂のWiiに共通するのはコンテンツの活用方法にあった。 日本SGIが「コンテンツが主役の時代」と提唱し出したのが2005年。今から振り返ってみると、時代は確実にコンテンツ自体の価値が高く評価される方向へと向かいつつある。エッセンスとなるのはコンテンツを作り出すことにほかならないということに気がつき始めた企業は、企業内に眠る情報資産をコンテンツとして活用すべくまい進し、まだこの動きに乗り出せていない企業の注目を集めつつある。 日本SGIで代表取締役社長CEOを務める和泉法夫氏は、システムやPCが主役であった時代、日本IBMやタンデムコンピューターズ、そしてコンパックコンピュータの日本法人といった企業でその栄枯盛衰を経験してきた。そんな同氏は、ネ