固体水酸化ナトリウムを濃硫酸にいれたらどんな反応をするか、御存じですか?先日、18リットルピンに入った濃硫酸を処分しようと思い立ちました。温泉水を汲むためにピンが欲しかったのです。濃硫酸を直接、水に捨てるのはまずいので、中和するために固体水酸化ナトリウムを1つ入れてみました。ところがなんの反応も起きません。そで大胆にもゴソゴソッと10粒位追加したのですが、やっぱり反応しません。(水がないと、硫酸も水酸化ナトリウムも イオンになれずに中和できないのかな？それとも水酸化ナトリウムの表面に炭酸ナトリウムでもできているのかな？やっぱり水で薄めながら流すしかないか。)と思い18リットルピンを持ち上げ傾けたのです。そ.の瞬間、チュイ イーン!というガラスの振動する物凄い音が響き、身がすくみました。ビンが割れ、ズボンに大量の濃硫酸がかかったことを覚悟しました。しかし幸いにもピンは割れなかったのです。濃硫
化学についてです。 希硫酸は強酸性を示し、 濃硫酸は酸化作用があるというのが よくわかりません。 (この二つの用語の意味です。 ) 具体例をだして説明をお願いいたします。 化学についてです。 希硫酸は強酸性を示し、 濃硫酸は酸化作用があるというのが よくわかりません。 (この二つの用語の意味です。 ) 具体例をだして説明をお願いいたします。
常温の水溶液中では、複数のHF同士が水素結合により会合分子というものを作ります。 分子間にはさまれているH原子は、水素結合を切断しなければ、水素イオンとして電離することは できませんよね。 だからフッ化水素酸は電離度が小さくなり、酸性が弱くなるのです。 受験化学は覚えたほうが早い。 反応機構も大事だが、自分は常に覚えるのを先にしています。 余裕があれば機構を理解する。 まぁ反応機構を理解すれば、応用が利くのは確かですが。
1.トリフルオロ酢酸，クロロ酢酸，酢酸 2.p-ニトロ安息香酸，p-ブロモ安息香酸，安息香酸 3.酢酸，フェノール，シクロヘキサノール の順に酸性度が強いです。 総じて，これらの理由は，H+が解離した後の陰イオンが安定（求核性が低い）ほど，つまり，その陰イオンのなかで負電荷を広く分散できるほど，酸性度が強くなるためです。 1では，酢酸のメチル基のHが電気陰性度の大きいハロゲン原子に置き換わることで，このハロゲン原子が電子を引っ張ることで陰イオンを安定化します。 ちなみに，メチル基は電子供与性であるため，メチル基自体は酸性度を小さくする原因となります。例えば，酢酸とギ酸であれば，ギ酸の方が強い酸です。 2では，ハロゲンであるBrよりもニトロ基の方が電子吸引性が強いため，上のようになります。 3では，ヒドロキシル基のOよりもカルボキシルのCOOの方が電荷を分散できるため，酢酸が最も強い酸です。
どのくらい詳しく知りたいのでしょう？ 質問者さんが言うように、イオンの安定性が関係します。 ここで言うイオンというのは、Ｈ＋を放出した後にできる陰イオンのことです。 酢酸ならばCH3COO-、フェノールならばC6H5O-になりますね。 CH3COO-の方がC6H5O-よりも安定であるため、より強い酸になります。 ★ここまでが基礎レベルの説明になります。 酸性度というのはいかに沢山のＨ＋を出せるかということです。 沢山のＨ＋を出すものほど強い酸ということですね。 一方、酸の解離反応というのは平衡反応です。 そして、Ｈ＋は右辺にあります。 つまり、平衡をいかに右に偏らせることができるかで酸性度が決まります。 平衡反応の場合、生成物が安定なほどそちらに平衡が偏ります。 よって、CH3COO-の方がC6H5O-よりも安定であるため、酢酸の方が平衡がより右に偏り酸性度が強くなります。 ★ここまでが、
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