(照会先) 社会・援護局地域福祉課 担当 島村・天野 電話 03-5253-1111(内線2858・2855) 夜間 03-3595-2615
【照 会 先】 社会・援護局地域福祉課 担当 島村・天野 電話 03-5253-1111(内線2858・2855) 夜間 03-3595-2615 平成19年4月6日 ホームレスの実態に関する全国調査報告書の概要 I 調査の目的 「ホームレスの自立の支援等に関する特別措置法」(平成14年法律第105号)及び 「ホームレスの自立の支援等に関する基本方針」(平成15年7月厚生労働省・国土交 通省告示第1号)の見直しを検討するにあたって、政策評価等の実施に必要なデータを得ること。 II 調査内容及び方法 1 調査の客体 法第2条に規定する「都市公園、河川、道路、駅舎その他の施設を故なく起居の場所として日常生活を営んでいる者」 2 調査方法 (1) 全市区町村において目視による概数調査。 (2) 約2,000人を対象に面接による生活実態調査。 3 調査の実施時期 平成19年1月 III 概数調査(
図書館とホームレス問題の先行事例について - 火薬と鋼に書いたクライマー事件に関して、案外Webではちゃんと紹介しているところがないので概要を書いておこうと思う。 この問題に限った話ではないが、ブログやニュースで採り上げられる図書館関係の問題は、だいたい過去に似た事例があったり先行研究があったりする。特に図書館関係のブログ書いてる人間は、もっと文献を提示すべきだと思う。大学で先行研究をよく調べろと教わらなかったか?先人の蓄積を無駄にするな。 背景 1980年代、アメリカではレーガン政権下でホームレスの増加が問題となっていた。ホームレス支援法(McKinney–Vento Homeless Assistance Act - Wikipedia)もこの時代に生まれている。図書館界でもこうした状況を反映して公共図書館におけるホームレスを対象とした活動や研究が進むようになっていった。例えばSimm
盛り上がってますにゃー、図書館ホームレス排除問題。 公立図書館は行政機関 村で話題となっている図書館ホームレス排除問題について、寒暖によるホームレスの健康上の危機については行政側に対応する義務があるということは、まあおおよそ同意されているっぽいようですにゃ。 憲法とは公権力の正当性を明らかにするためのものであるという側面があり、憲法に述べられているのは「国民の人権を守ります」という権力からの約束ですからにゃ。人権保護をしない権力に存在意義はにゃーんだな。したがって、行政権力に人権保護の義務が課せられることは自明といえますにゃ。 さて、この問題で「村のサヨク」を批判しているヒトタチの論調の中には 全てを図書館に押し付けてる感が凄く強いんだよね。 http://d.hatena.ne.jp/Lobotomy/20080901/p1 というものもありますにゃ。 僕も個々の図書館員には同情を禁じえ
図書館とセキュリティ20年間に2万8千冊もの本を盗んだ図書館員ブランバーグ(Stephen C. Blumberg)は,現在懲役6年の刑で服役中である。この事件は蔵書の保全に関する認識を高めたが,蔵書の保全だけが図書館のセキュリティではない。1980年代の半ば犯罪学者リンカン(Alan J. Lincoln)が1700館を対象に行った調査では,半数以上の図書館が盗難や器物破壊を経験していたが、それ以外にも15%が痴漢に,7%が利用者への暴力に遭遇していた。近年では図書館員が勤務中に殺害される事件も起きている。このことは,図書館に物品の盗難以外の対人的な問題もあることを示している。 米国では1980年代に蔵書のセキュリティ対策は概ね改善された。既にほとんどの図書館で,資料費の少なくとも1%が図書の毀損亡失に当てられている。しかしセキュリティ会社の見積りによれば,現在でも図書の2〜5%,AV資
図書館でもセクハラ!!−あなたもねらわれている−残念なことだが,今日の図書館ではセクシュアル・ハラスメント(性的嫌がらせ)はめずらしいことではない。セクハラには,上司と部下といった職員相互のセクハラと,利用者の関与するものとがあるが,以下に紹介するのは,米国における後者の例である。 利用者によるセクハラとしては,図書館の女性職員に見せつけるために,出納台に羞恥心を感じさせるような図版資料を卑猥なメッセージ付きで開けておく,図書館のあちこちをうろつき,女性職員をじっと見つめ続ける,あるいは男性の利用者が女性の利用者をしつこく誘って勉強の邪魔をする,等の事例が報告されている。 こうした図書館におけるセクハラには,次のような共通点が挙げられる。第一に,問題の行為がセクハラかそうでないかを見極めるのが難しい場合が多い。第二に,そもそもセクハラに対して行動を起こすことと図書館サービスを提供することと
カレントアウェアネス No.274 2002.12.20 CA1479 動向レビュー 「問題利用者」論の動向 図書館,特に公共図書館は広く公開されることを前提としているがゆえに,「問題利用者」(problem patron)に直面するリスクがありうる。 問題利用者による問題行動(problem behavior)とされる行為は,飲食,徘徊,覗き行為・他人の凝視,大声での会話,ペットの持ち込み,物乞い,他の利用者や職員にみだりに話しかけるなどの迷惑行為から,喫煙,スリ・窃盗,恐喝,利用者・職員への暴言・暴行,放火,図書館資料や備品の窃盗または破壊行為,妄想症,露出症や子どもへの性的いたずらのような性的逸脱まで,さまざまである(1)。 図書館が思索と研究のための静謐な空間であるというイメージとは異なり,現実には,第一線の図書館員にとっては,問題利用者に関わる局面もありうる。「問題利用者」問題に
現場を脇においたような意見が多くてゲンナリする。今に始まったことでもないが。 生存がかかっているホームレスの対応ってライブラリアンにできるの? できません。ライブラリアンは医療や福祉の専門家ではありません。行政の担当セクションに連絡通報した段階で、するべきことは尽きています。もちろん個人的に勉強して何がしかの知識を持っているスタッフがいる可能性はありますが、組織として期待するのは無理です。ましてや、カウンターパートは派遣などのいわゆる非正規雇用のスタッフが多く、手が回らないでしょう。 ありうる対応策としては、専門家が図書館に常駐もしくは高い頻度で巡回することでホームレスの保護に当たる、というあたりが限度でしょうか。図書館は、情報の案内は出来ても、人生の案内は出来ません。シェルターにもなれません。 図書館の目的外利用って追い出されるの? 館内が非常に混雑していたとき、携帯ゲーム機で遊んでいた
文と写真●山口真也 やまぐち・しんや● 本稿を作成するに当たって、台東区と荒川区の図書館関係者をはじめ、さまざまな方々にご協力を頂きました。 この場を借りて、改めてお礼申し上げます。どうも有り難うございました。 石浜図書館、根岸図書館、南千住図書館には、一時期、山谷労働者たちが多く集まった。 そこでは、閲覧室で酒を飲む、酔っぱらって糞尿を垂れ流すなどの迷惑行為が多発し、近隣住民からの苦情が寄せられた。図書館側は閲覧室を廃止するなど様々な対策を行い、その結果、山谷労働者の利用は徐々に減っていった。今では三館とも、近隣住民が快適に利用できる「正常な図書館」になっている。 しかし、山谷地区図書館の課題は、「正常な図書館」になること以外にもあるのではないだろうか。 三館の活動経緯と、大阪釜ヶ崎地区の図書館活動を比較しながら、山谷労働者と公共図書館のあり方を考えてみたい。 はじめに 「山谷」という名
問題利用者への対処他の利用者や図書館員に不快な思いをさせたり,時には犯罪を引き起こす,いわゆる問題利用者については,本誌でも取り上げたことがある(CA757,CA997等)。彼等に対しては,事件となることを防ぐべく,慎重な対処が必要とされる。ここでは,カーリ(Curry)の公共図書館における問題利用者への対処法を紹介する。 問題利用者のタイプを個別に特徴づけると以下の様にできよう。1)トイレの常連 2)静かな又は眠っている酔っ払い 3)騒がしい酔っ払い 4)露出狂 5)心無い汚損者 6)職員の後を付けたり職員をずっと見つめたりする者 7)想像上の仲間と大声で話し合っている者 8)衛生上の問題がある者 9)麻薬使用者 10)盗人 11)罰金,規則等に不満を述べる者 12)騒々しい十代 13)資料を破る或いは切り取る者。 問題利用者が増加した背景に社会の変化があるのはもちろんだが,図書館側の変
GDP というものの考え方について 山形浩生 (2008-08-30) 追記を先に (2008-09-03) 稲葉大人がいろいろコメントをしているんだが、ぼくは実務屋なので、話をでかくしたほうが市が栄えていい的な学者的発想には与しないのだ。ぼくの議論がパーフィットの議論と似ている――それはつまりワタクシがパーフィット並にえらいということでしょうか? えへへ、照れるぜ。でも、パーフィットの名前を出すことで議論に資する部分はまったくないと思うの。技術論で片付くことは技術論で片付けるべきだと思う。その意味で、下の本文の後半で話をでかいほうに持って行ったのは失敗だったかもしれない。ぼくは 1970 年と 2008 年のGDP をそのまま比べることには十分意味があると言うのが主眼だ。そしてそれがもじもじの目的に合わないからといって、GDP 概念やその比較を否定するのは愚かなことでだよ、と言うことが理
先週読み終わった本。 アメリカで裁かれた本─公立学校と図書館における本を読む自由─ 作者: 上田伸治出版社/メーカー: 大学教育出版発売日: 2008/06/02メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見るここまで引き込まれるとは思わなかった。 紹介されている事例も興味深いけど、日本での状況と比較すると、色々と考えさせられる。 本書は、米国の公立学校・図書館で所蔵の是非が争われた事例を紹介しながら、「本を読む自由」について論じている。 第1部が「人種差別をめぐる本」として「ヴェニスの商人」とミシシッピ州の歴史書を、第2部が「宗教と科学の対立をめぐる本」として、「ダーウィン進化論」と「非宗教的な人間主義」を裁いた事例を、第3部は「宗教と道徳をめぐる本」としてヴォネガットの「スローターハウス5」と「ハリー・ポッター」、そして同性愛を扱った児童書を、第4部では「国際政治をめぐる本」と
以下のブクマコメントでちょっと言い足りないと思ったのでちょっとだけ補足…って思ってたけど結局長くなったorz はてなブックマーク - 柳瀬尚紀を読んでからニヤニヤしている国語学者(とその追従者たち)を見るととてもげんなりさせられる - ハックルベリーに会いに行く 自然主義の誤謬はとりあえずwikipediaでも貼っておきますか。少し詳しい、っていうか専門的過ぎるかな。なじみの無い方ははてなのキーワードも見てみてください。 自然主義的誤謬 - Wikipedia 言葉(日本語)に関する「正しい/正しくない/乱れなんてない/...」論争は自分の狭い観測範囲の中では(さえ?)よく見かけますが、とりあえず国語学/日本語学/言語学の知見や研究成果を持ち出してきて、ある言語表現の「正しさ/美しさ」への理由付けや正当化をしようとするのは、言葉に関する自然主義の誤謬の一種なんじゃないかなあ、って前から思っ
専門領域で問題が生じたときに,その原因と対策について議論するのは専門家の方が適任である,というのは妥当な考えだと思うのですが,メディアを通した言説を聞いていると「専門家だけで討論するのは適切ではない」という立場もあるようです。 例えば,大野病院「事件」の無罪判決翌日の読売新聞社説では次のような一節があります。 刑事責任を問うべきほどの事案かどうかは、まず中立的な専門機関で判断した方がいい。厚生労働省が検討中の「医療安全調査委員会」の創設を急ぐべきだ。 厚労省の構想では、医療安全調査委は中央と地方ブロックごとに設ける。メンバーは医師だけでなく、法律家や他分野の有識者も加え、中立性を図る。 産科医無罪 医療安全調査委の実現を急げ(8月21日付・読売社説) ここでいう「中立」とは利害関係のない第三者を含めて議論することを指していると思われます。例えば,ある企業が不祥事を起こしたときに,評価をすべ
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