発行する郵便切手のデザイン等 (1)年賀郵便切手について 新年を寿ぐ習慣は古くからありますが、郵便による年賀状の交換は、今日では欠かすことのできない新年の恒例風習となっています。年賀郵便切手は、1936(昭和11)年の年賀用として1935(昭和10)年に初めて発行しました。その後一時中断がありましたが、1948(昭和23)年(昭和24年用)以降毎年発行しています。 (2)切手のデザインについて 本年は、来年の干支である「午」にちなみ、次の郷土玩具及び人形を題材として、切手をデザインしました。 <中山人形(なかやまにんぎょう)「土鈴春駒(どれいはるこま)」(秋田県)> 中山人形は、秋田県横手市で樋渡徹(ひわたしとおる)氏が製作している玩具です。明治の初め頃から作られている中山人形は、明快な彩色で優雅なものが多く、歌舞伎人形、節句人形などが多く作られています。「土鈴春駒」は中山人形のうち十二支