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2014年7月4日のブックマーク (3件)

  • 「江戸の読書会 会読の思想史」前田 勉 著

    読書というのは孤独な営みであり、孤独な愉しみである。そんな読書観は実は新しいものだ。欧州では読書は黙読ではなく音読が主流であり、近世には読書グループが次々と形成されて、それがブルジョワ階級の勃興と対をなしていた。日ではどうか?江戸時代、漢詩人江村北海(1713-88)は欧州と同じく音読と黙読どちらがいいか、という問いに続けて、「書ヲヨムニ、我独リ読ムガヨキカ、人ト共ニヨミテ、世ニイフ会読スルガヨキヤト問人アリ」と書いているという。 江戸時代、読書の主流となっていたのは「会読」と呼ばれる『定期的に集まって、複数の参加者があらかじめ決めておいた一冊のテキストを、討論しながら読み合う共同読書の方法』(P12)であった。その会読はどのように始まり、どのように廃れていったのか、また会読が与えた影響の大きさについて、近世思想史を概観しつつ、江戸の儒学・蘭学・国学から幕末の思想家たち、明治の自由民権運

    「江戸の読書会 会読の思想史」前田 勉 著
    morimori_68
    morimori_68 2014/07/04
    前田勉『江戸の読書会』(平凡社選書)など
  • 八木啓代のひとりごと 集団的自衛権:これからですよ、みなさん

    集団的自衛権が閣議決定されました。 驚いたのは、この件に関して、私の知り合いの、いままで露骨なまでに政治に無関心だった若者が、メールで色々な人にデモの情報を発信し、彼自ら官邸デモに参加しているということです。 そうなのです。この件は、若者たちにとって「アベちゃんの自己満足」では済まない切実な問題になっているのです。 もちろん、原発や社会保障の問題や教育格差の問題だって、じつは、若者を直撃する問題なのですが、それら以上に、今回の「集団的自衛権」には、政治に興味がない若者ですら、なんともいえない「ヤバさ」を感じた閣議決定だったということでしょう。 こういうことをやってしまう安倍首相の頭の中というのは、「憧れのオジイチャンみたいになりたい」願望なのかどうかはよくわかりません。 しかし、べつにこれで日が終わったとか、憲法が終わったわけではないことは、みなさん、ご理解ください。 閣議決定などにそも

    八木啓代のひとりごと 集団的自衛権:これからですよ、みなさん
    morimori_68
    morimori_68 2014/07/04
  • とりあえずダメだししときます。 - 誰かの妄想・はてなブログ版

    自称「現実主義」と言わざるを得ないほどなんですよね、これ。 河野談話検証で手詰まりとなった日韓両国 - 日はまた昇る みなさん!現実主義って用語、誤解してませんか? - 日はまた昇る 人が書いている内容自体に矛盾や不整合があったりとひどいものなんですが、わかりやすい点を指摘しておきます。 国益の定義の不整合 2目の記事のこの部分で「国益」を定義しているんですけど、「例えば」で例示している内容が定義に沿っているとはとても言えませんね。 国益という用語は、national interestの日語訳なんだけど、僕は「国力を増大させる方向へ役に立つもの、利益」と考えている。 次に国力の定義だけど、こんな感じ。 国力は、軍事力、経済力、技術力、文化力、情報力、人口、領土、資源などからなる国の総合的な力であり、他国に対し、自国の意思に沿うように影響を与える力のこと。 つまり、国益というのは、他国

    とりあえずダメだししときます。 - 誰かの妄想・はてなブログ版
    morimori_68
    morimori_68 2014/07/04
    要注目。