新入生の減少が続く「不人気校」から抜け出すには学力向上が必要だとして、東京・葛飾区立葛美(かつみ)中学校が20日、地域住民の力を借りながら夜間の補習教室を始める。 参加無料で、同中OBの大学生らが講師役を務める。学校の評判を気にかけていた住民らも一役買い、答案の採点などを受け持つ。大手進学塾と連携して夜間授業を行う杉並区立和田中の「夜スペシャル(夜スペ)」が有名だが、葛美中では、下町の人情に支えられた「夜スペ」で学力向上を目指す。 葛飾区が昨年4月、区内の公立中24校を対象に実施した学力定着度調査では、葛美中の場合、平日の勉強時間が20分以下の生徒が42%を占めた。区平均は26%。ゲームで遊ぶ時間が1時間半以上という生徒は80%で、区平均(76%)より多かった。学校別のテスト結果は区内で下位に低迷。同中では、英語と数学で習熟度別の少人数授業や、放課後の補習をしてきたが、郷原茂校長は「家庭で
若手の論客として知られた新井将敬という政治家がいた。東大卒、旧大蔵省のキャリア官僚出身のエリートだったが、株取引での利益供与を要求した証券取引法違反容疑が浮上し、衆院が逮捕許諾の議決をする直前に自らの命を絶った▼在日韓国人として生まれ、十六歳の時に日本国籍を取得した新井氏は一九八三年に旧衆院東京2区から初出馬、落選した際に悪質な選挙妨害を受けた。選挙ポスターに「元北朝鮮人」などと書いた黒いシールを大量に張られたのだ▼それを思い出したのは、永住外国人への地方参政権付与に反対する集会で、石原慎太郎東京都知事が「(帰化した人や子孫が)国会はずいぶん多い」などと発言したからだ▼選挙区内の新井氏のポスターにせっせとシールを張って歩いたのは、同じ選挙区の現職だった石原知事の公設第一秘書らだった。「それ(帰化)で決して差別はしませんよ」と集会で知事は語ったが、彼の取り巻きが過去にしでかしたことを思い起こ
愛知県豊川市で一家5人を刺した30歳の長男は15年間、自宅に引きこもりがちだった。かつて10~20歳代に多く見られた引きこもりが、長期化して30~40歳代になっている。周囲がどう対応したらいいかわからず、家族も社会も長年、放置してきた結果だ。 愛知県豊川市の会社員岩瀬一美さん(58)の長男(30)が2010年4月17日未明に一家5人を殺傷し、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された。各社の報道によると、長男は父親名義のカードを使い、ネットオークションで買い物し、200万円以上の借金があった。犯行に及んだ理由について、ネット接続を解約されて腹を立てたと話しているという。 30~34歳が44%でもっとも多い 長男は30歳で、15年前から自宅に引きこもっていた。このように引きこもり期間が長期化し、30、40歳代になっても引きこもっているケースは珍しくない。 全国で引きこもり状態にある人は推定100万人と言
伝統の「揚浜(あげはま)式製塩」が19日、石川県珠洲市の仁江(にえ)海岸などで始まった。 砂を敷いた塩田に海水をまき、天日で乾かした後、砂を集めてさらに海水を加え、こしたものを釜で煮詰めて天然塩を取り出す。400年続くとされる製法は、国の重要無形民俗文化財。 良い塩ができるかは天候次第だが、今年は天候不順で、昨年より約1週間遅れだという。 数少なくなった「浜士(はまじ)」の一人、登谷(とや)良一さん(62)は早朝から、桶(おけ)にくんだ海水を勢いよく振りまき、「昨年は7トンだったが、今年は10トンは作りたい。好天が続いてくれれば」と話していた。
女性塾の皆様へ 前略 過日ご協力を賜りました10月27日の 「日本解体法案反対請願受付国民集会とデモ」 の国民運動は、お蔭様で憲政記念館に於いて 参加者が四千名を越え(午後六時三十分警察 カウント)、会場に入り切らず外の広場も埋め つくし歩道にまで一杯の大盛会のうちに終わり ました。デモ行進も国会裏から1千人の方が 参加下さいました。今回の集会は若い方々の 参加が大変多く、とても嬉しく思いました。 反対請願も合計九万八千六百三十五通 集まり、中山成彬東京事務所のご協力の下、無事 11月25日中山成彬先生、義家弘介先生の 立ち会いの下、水間政憲様と共に総理官邸に 提出致しました。(写真参照) ここに御礼とご報告を申し上げます。 平成21年11月26日 女性塾幹事長 伊藤玲子
愛知県豊川市伊奈町、会社員岩瀬一美さん(58)方で17日未明、家族5人が刺され、2人が死亡した殺傷事件で、逮捕された長男の無職高之容疑者(30)が事件前の15日頃、「刃物で殺して、家に火を付けてやる」と弟2人を脅していたことが18日、親類の男性(62)の話で分かった。 家庭内のトラブルは、今月12日頃から急に激しくなっていたといい、豊川署に寄せられた相談や通報は15日までの4日間で9件にのぼった。「インターネットの買い物で200万〜300万円の借金をして困っている」との相談もあった。同署は、家族間のいさかいが一気に激しくなったことが背景にあるとみて、経緯を調べている。 豊川署捜査幹部によると、最初の通報は12日午後7時25分、次男(24)が「父親(一美さん)と兄(高之容疑者)が借金の問題でけんかをしている」と電話した。この時は、高之容疑者が「もう借金はしない」と約束、収まった。 しかし、そ
愛知県豊川市の家族5人殺傷事件からは「引きこもり」「インターネット」のキーワードが浮かぶ。 厚生労働省のホームページによると、引きこもりは、さまざまな要因によって社会的な参加の場面が狭まり、就労や就学などの自宅以外での生活の場が長期にわたって失われている状態のことを指す。 引きこもりの子どもや家族を支援しているNPO法人「フレンドスペース」(千葉県)の桝田宏子・カウンセリング部長は「引きこもりの人はトラブルを起こすなどの形で周囲にサインを出している。それが単なるトラブルなのか、何かのサインなのかを周囲が見極める力が必要だ」と話す。 桝田部長によると、引きこもりは国内に100万人前後存在する。親や周囲が就職など目に見える結果を追うことが引きこもりを長引かせる原因になるため、気長に見守る環境が必要という。「コミュニケーションの中で売り言葉に買い言葉で刺激するのはよくない」と警告する。 一方、イ
中国製冷凍ギョーザ中毒事件で、警察庁は19日、中国警察の中央機関である公安省との幹部級情報交換会議を21、22の両日、東京・霞が関の同庁で開くと発表した。ギョーザ事件をめぐる幹部級の情報交換は、定期協議を含めて6回目。 中国側は同省物証鑑定センターの王桂強副主任(局長級)をトップに、事件捜査を担当する刑事捜査局の課長クラスや河北省の公安当局者ら約9人が来日予定。日本側は警察庁の金高雅仁刑事局長ら約10人が対応し、捜査状況の説明を求め、今後の捜査協力について話し合う。 事件をめぐっては、3月26日深夜(日本時間)、中国当局が日本側に呂月庭容疑者の身柄拘束を通知。28日には一部メディアを対象に記者会見を開き、犯行状況を説明しているが、警察庁幹部は「詳細な事実関係については通知を受けていない」という。 中国側の発表では、呂容疑者は平成19年10月1日と同下旬、同年12月の計3回、ギョーザに注射器
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