東日本大震災で大津波警報が出された茨城県の大洗町は、「避難せよ」などの命令調の表現を使って、防災行政無線で住民に避難を呼び掛けていた。さらに放送内容を次々と差し替えて、長時間にわたって放送を行っていた。この大洗の防災行政無線の放送について、ことばや表現の面から報告するとともに、津波避難を促すのにどのような効果を与えた可能性があるのか、心理的な働きの視点などから考察する。 「緊急避難命令、緊急避難命令」。 「大至急、高台に避難せよ」。 これらは3月11日の東日本大震災で大津波警報が出された茨城県大洗町が、住民に避難を呼びかけた防災行政無線放送の「命令調」の文言である。東日本大震災では沿岸部に巨大津波が押し寄せ、東北地方を中心に大勢の死者・行方不明者が出た。茨城県では津波によって6人が亡くなったが、茨城県大洗町では、4メートルを超える津波に襲われながら、津波による死者は1人もなかった。津波の規
藤沢市庁舎内で8月にあった市幹部と職員の懇親会で、炭火を使ったバーベキューが行われ、市が市消防本部から指導を受けていたことが6日、分かった。会場の感知器が一時的に取り外されていた。 懇親会は8月1日午後5時ごろから職員会館1階で約40人が出席し、2時間ほど行われた。日中は食堂として使われている場所だが、炭火を入れたコンロは調理室の外に置かれていたという。 参加した市職員によると、海老根靖典市長自らが藤沢名物の「チャーメン」を調理、新井信行副市長と経営企画部長がホルモンを焼いた。建物2階の煙感知器が反応し、警報が鳴ったことで発覚したという。 事前に市経営企画課が管財課に対し、1階食堂内の感知器を一時的に取り外すよう依頼書を出していた。 市消防本部は「届け出もないし、適切な維持管理とはいえない」としている。 別の市職員によると、昨年10月からこれまでに同様の形態での懇親会が数回開催さ
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