基本的自尊感情と社会的自尊感情、という言葉に出会ってから、ずっとそのことについてぐるぐると考えては自分の中にあった知識や経験とリンクする部分を見つけたりしています。 2つの自尊感情について、なんぞやと思われる方は前回、前々回のエントリをご参照くださいませ。 そのグルグル思考のなかで、わき上がってくる疑問があるのです。 それは「基本的自尊感情はある程度年齢が上がってからも育つものなのだろうか」ということ。 前回までに、私は自分の基本的自尊感情がおそらくは小さい頃の育つ過程の中で上手く大きくなっていないのではないかということに気づきました。 そしてその、著しく低い基本的自尊感情を補うために社会的自尊感情を満たすべく様々な承認欲求を身近な人に対して募らせることがあるのかもしれないし、その不安定さで周りを困らせる言動を取ることがあったのではないか、という推察に至りました。 では、です。 大人になっ