この画像を大きなサイズで見るReimund Bertrams/Pixabay 中国メディアによると、中国政府は10年後を目処に月面基地建設を計画しているそうだ。中国国家航天局が目指すのは、月の南極地域における研究施設の建設である。 6度の月面着陸に成功した1969~1972年のNASAアポロ計画では赤道付近に着陸していたことを考えると、少々趣が異なって感じられるかもしれない。 中国の月に関する長期的な計画はまだ概略程度のものでしかないが、国家航天局はすでに月探査へ向けた重要な一歩を踏み出している。 着々と進む中国の宇宙開発事業 今年初めに無人探査機、嫦娥4号を月の裏側に着陸させることに成功したうえ、実験的宇宙ステーションである天宮1号と2号に宇宙飛行士2名を滞在させた。 さらに近年中により大型の恒久的宇宙ステーションの打ち上げを予定。その最初の段階として、2020年前半に長征5号ロケットが