アエラの単独インタビューに応じた玉城デニー沖縄県知事。1時間あまりにわたって、安倍政権への不信、対話の重要性、沖縄の将来展望などを熱く語った=27日(撮影/大城弘明)この記事の写真をすべて見る 沖縄県の玉城デニー知事が27日、アエラの単独インタビューに応じた。名護市辺野古沿岸埋め立ての是非を問う県民投票で、7割を超える「反対」の民意が示されたことを受け、日米両政府と沖縄による新たな協議機関を設置するよう政府に求める考えを明らかにした。玉城知事は3月1日、安倍晋三首相と面談し、直接提案する考えだ。 玉城知事は「政府は『辺野古』に固執する思考停止状態から、もういい加減解放されたほうがいい」とした上で、そのためには日米両政府がかつて設置した協議機関「SACO(サコ、沖縄に関する特別行動委員会)」に代わる新たな協議機関が必要だと指摘する。 SACOは「Special Action Committe