ビジネスパーソンであれば、誰もが求められる論理的思考(ロジカル・シンキング)。 仕事で「あなたの提案はまったくロジカルではない」とプレゼンで言われたり、「あなたが言っていることはまわりくどくて筋が通っていない」と言われたりしたことは多くの人が経験しているのはないでしょうか? ただ、その論理的思考の方法が世界共通でも普遍的なものでもなく、それぞれの国の価値観に紐づいた思考の型があるのならどうでしょうか? 私たちが普段ビジネスで「論理的思考」と呼んでいるものや求められるものが、文化的基盤によって異なるものであるとしたら? ビジネスで要求される「論理的思考」が、日本人にとって苦手である理由が存在するとしたら? この記事では、「論理的思考」が文化的基盤によって4つに分類されることを指摘し、 目的に応じて形を変えて存在することを主張したスリリングな1冊『論理的思考とは何か』をベースに、私たちが日々仕