先週の土曜日のことです。夜九時半ごろ、駒場東大前駅のホームでいかにもホームレスらしき風体をした老婆に金を貸しました。まずはそのいきさつから説明します。 僕がホームに立っていると、いきなりベンチに座っている老婆から「あなた東大生?」と聞かれました。「うん」と答えると、「私に千円貸してちょうだい」と云ってきました。どうせ返せないだろう、と思って「どうやって返す気なんや」とたずねると、私の身分証の番号と住所を控えてくれ、と云ってきます。家があるのかと聞くと、「ある」と老婆は答えました。どこにあるのか、と聞くと「USAエアフォース」と英語で答えます。老婆の言葉には、不自然に英語が混じっていました。 老婆の外見はピンクのフリースを着て、半ズボンにサンダルを履いていました。大きなビニール袋を三つ持ち、そこには荷物がたくさん入っていました。髪の毛はずいぶん薄くなっていて、ボサボサです。顔は日焼けで茶色く
昨日の昼下がりから合間の時間を使いつつ一気に読んだ次の2冊。 沖縄「戦後」ゼロ年 (生活人新書) 作者: 目取真俊出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 2005/07メディア: 新書購入: 4人 クリック: 15回この商品を含むブログ (28件) を見る国家の品格 (新潮新書) 作者: 藤原正彦出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/11/20メディア: 新書購入: 5人 クリック: 255回この商品を含むブログ (914件) を見る どちらもあっと言う間に読みきれる本である点では同じ。国家と、そこに生きる人間と、そうした主題について考えた本である点も同じ。にも関わらず、この射程の長さ、深さ、鋭さの違いは一体なんなのだろうか。かたや、辺境の偏狭な一小説家。かたや、グローバルに活躍した数学者。年齢差も20近い。それでどーしてこれだけ人間としての「品格」に差がついてしまうのだろう
日本広告主協会のお電波・国際・調査委員会合同セミナー「テレビCMの現在と未来を語る~環境変化に対応し有効に活用するために~Part2」にはたくさんの方にお越しいただきありがとうございました。「Engagement」という言葉のマーケティング上の意味について、欧米の広告業界での考え方の背景がよくわかったとか、「幕末の徳川幕府での議論のようでしたね」などという様々なご意見をいただきました。 講演資料が日本広告主協会のサイトで公開されましたのでお知らせします。 リンク:日本広告主協会 (当日資料 織田のところをクリックするとPDFファイルがダウンロードされます) June 4, 2006 in Announcement | Permalink TrackBack TrackBack URL for this entry: https://www.typepad.com/services/trac
元・三世創価学会員が、今までの体験から感じたことを、思うままに書いています。 現在、特定の宗教団体には所属していません。宗派もありません。 *管理人mocoが不在の為対応が遅れる事もありますが、よろしくお願いします。あまりにも酷い妄信の方からのコメントは削除するつもりです。このブログは討論の場ではありません。 代理人 更新もほとんどしていないブログを見て下さっていた皆さん、ありがとうございました。 非常に残念ですが、無期限休止にします。 なぜなら命の危険にさらされているからです。 これ以上ブログを続けると私以外の人にも迷惑になると考えたからです。 前回の嫌がらせが『最後通告』だとしたら、皆さんがこのブログを読んでいる頃には、私はこの世から消えているかもしれません。 しばらくの間、ブログの管理は友人に任せます。 私にもしもの事があった場合、その友人に最後のメッセージを託しています。 リ
このシリーズに関しては、「日本はこういうところがダメだ」という書き方はなるべくしない方針でやってきたのだが、いくつか日本の特殊出生率1.25について、アメリカと日本の比較の話を読んでしまって、つい言いたくなってしまった。 出生率向上は米国にも学んだら: 極東ブログ error 「愛国心」との関連性については全くコメントのしようがないが、「アメリカの子供の数」の話は、生活感覚として、白人の家庭でも一般に子供がいる家が多く、数も多いような感じがする。さて、それはナゼか? 日本とアメリカしか比べられないが、私的には、「アメリカは親に甘いから」だと思う。 昔、竹内久美子さんという動物学者の本が流行したことがある。「身勝手な遺伝子」論で、男と女の話などをスルドく面白く解説していて、一時はまって読んだ。その中の一つに、「イギリスのような、ロクなもの食べていない国ほど、偉大な科学者を多く出すのはなぜか」
You are about to permanently delete this entry. When you delete an entry, you also delete any comments and trackbacks associated with it. This action cannot be undone. Delete|Cancel 社団法人日本民間放送連盟(いわゆる民放連)の会長広瀬道貞氏(テレビ朝日社長)から「通信・放送の在り方に関する懇談会」が公表された報告書(案)に対するいくつかの懸念を報道発表されました。当該ページは無断転載リンクに対する禁止条項を掲げておられますので、ご自身の検索エンジンにて、”民放連”などのキーワードで検索されるとそのトップページWhat’s Newの2006.06.02欄に民放連のご意見が掲載されています。合わせて2006.05.
↓ ポスト小泉の有力候補、安倍氏と福田氏。支持率では、なお、安倍氏がダントツの1位で、福田氏との差が広がっていることがANNの世論調査で明らかになりました。 ANNの世論調査によると、まず、次の総理大臣に誰がふさわしいか聞いたところ、 「安倍氏」と答えた人が35.1%、次いで「福田氏」が16.1%で、前回の調査に比べ、2人とも支持率を上げているものの、その開きはダブルスコア以上になっています。 一方で、「外交」を重視した場合に、ふさわしい総理大臣は誰かという質問では、「安倍氏」が31.2%、「福田氏」が30.1%と、肩を並べています。また、次の総理大臣による 靖国神社参拝については、「続けるべきではない」と答えた人が52%と、初めて半数を超えました。さらに、小泉内閣の支持率は47.5%と、前回より1.5ポイント上昇し、なお、高い水準を維持しています。 "ポスト小泉"安倍長官が支持率1位 A
40代ニッポン男児 童貞率10%のなぜ? AVと偏差値教育の弊害が… 驚愕のデータだ。社団法人「日本家族計画協会」の「男女の生活と意識に関する調査」によると、40〜45歳男性のセックス未経験者は7.9%。「無回答」の5.0%を加味すれば、童貞率が10%を超える可能性もある。ニッポン男児の10人に1人が、一度も女性と交わらずに「不惑」を迎えているとは……。なぜ、こんな結果になったのか。調査を行った日本家族計画協会の北村邦夫所長が言う。 「日本人は、男女の仲を円滑にするコミュニケーション能力が総じて低い。男が女を口説いてセックスに至るには高い能力が試されます。声をかける→花を贈る→レストランに誘う→ホテルへ、となるところ、この過程を進めない男性が多い。コンドーム会社のデュレックスが実施したアンケート結果で、『パートナーに自分の性的欲求を堂々と伝えることができるか』という問いにイエスと答え
荒木飛呂彦吉良吉影を語る前編 吉良を語る前に、まずは杜王町について話しましょうか。 モデルは僕が子供の頃暮らしていたところの近くにできた新興住宅地です。 僕はそこに素敵さよりも不気味さを感じたんですよね。 「大丈夫かなあ」っていう。 みんな幸せそうな電気の光とかが見えるけど、でも家の中では何してるのかわからない。 同じ様な家が建ってて、綺麗で、幸せそうなんだよね。 そこがまた、吉良がいるという感じなんだよなあ(笑)。 『ダイヤモンドは砕けない』には、街を作ろうというテーマがあったんです。 日常の隣りに潜むユーモアだとか、不気味さだとか、そういうところを描きたかった。 自分の周りにも、視点を変えればおかしな所もあるかも知れない。 スティーブン・キングの小説の影響も大きいですね。 八〜九十年代に読んでたんですが、特に好きなのは『ミザリー』。 舞台が限定されてて、深く深く描いていくような感じ。
ドストエフスキーの『罪と罰』にショックを受けた僕は、中野翠がその著書で紹介した現実の事件にも相当のショックを受けた。 1979年1月14日、東京都世田谷区で、有名私立高校に通う男子高校生Aが、彼を溺愛していた祖母を、カナヅチ、ナイフ、キリなどで殺した。そして少年Aは、近くのビルの14階から飛び降り自殺をした。 しかし何よりショッキングだったのは、少年Aが朝日・毎日・読売三紙に向けて書いた──大学ノート40ページにもわたる長大な──「遺書」の存在である。 「大衆憎悪」に貫かれたAの遺書は、下記の7章から構成されていた。 第一章 「総括」 第二章 「大衆・劣等生のいやらしさ」 第三章 「祖母」「母」 第四章 「妹」 第五章 「最近ふえはじめた青少年の自殺について」 第六章 「むすび」 第七章 「あとがき」 そしてその遺書は、メディアを挑発するかのような、次の文言で締めくくられる。(以下、高校生
BigBang: 週刊アスキーと歌田明弘氏への質問書 BigBang: 週刊アスキーと歌田明弘氏への質問書(2)----歌田氏の回答 BigBang: 週刊アスキーと歌田明弘氏への質問書(3)----歌田氏の回答でわかったこと BigBang の人には特に肩入れするつもりはないが、(2)にある歌田明弘のしょうもない回答を読み、同じく yomoyomo という一目で実名でないと分かるハンドルを使っている人間として、同情を禁じえなかった。歌田明弘の回答がいかにしょうもないかは、(3)で BigBang の人が解説している通りである。 オウム関係の話はここでは取り上げない。それよりも当方が問題にしたいのは、(3)にあるように同じ筆名なのに信用する/しないの落差が当たり前のように生じることだ。 実名/匿名の二元論の問題、筆名(ハンドル、ペンネーム)の意義といった話はこれまでいろんなところで散々なさ
「出会い系」というものを、ファッション、広告媒体、社会、心理など多角的な面から考察を交えて紹介。管理人の体験日記も掲載。 前からチラチラとはチェックしていたんですが、一回全部洗いざらい目を通してみようと思い、近所の書店で女性ファッション誌を中心に調査してみました。女性誌を立ち読みしながらケータイにメモをするいかにも怪しげで、店主になんか怖い視線で見られてたー。・゚・(ノ∀`)・゚・。糞 ※追記情報 6/1 初掲載 6/5 調べきれてなかったHONEYgirlの掲載サイトを追記 6/11 雑誌fineを追加 ■何故女性会員に重点を置くのか それは男性会員に重点を置いたサイトがクソサイトばかりだからです。一般的に男性会員に比べ女性会員は集まりにくく、特に無料サイトなどはメンバーが男性に偏りがちです。男性の方が基本的に積極的なので男性メンバーが大多数のサイトは需要と供給のバランスが取れてません。
Disclaimer このブログは高広伯彦の個人的なものです。ここで述べられていることは私の個人的な意見に基づくものであり、私の雇用者には一切の関係はありません。 Powered by Movable Type 3.17-ja ■野村不動産、不動産ネット広告で新会社(NIKKEI NET) 表題のとおり野村不動産が不動産広告へ進出する。新会社の内訳は野村不動産6割・セプテーニ4割といわゆる専業代理店も大きなシェアを持っている。 さて、この数年既存代理店(英語では legacy agency とか traditional agency と呼ばれてしまっている)の脅威は、インターネットそのものと、そこを中心に急激な成長を遂げているインターネット専業代理店であった。しかも(すくなとも僕はそう思うのだが)、彼らはすでに「インターネット専業代理店」ではない。この言葉自体が既存代理店や既存マーケット
ところで、「ニート」は、働きもせず、また学校にもいかないもの、とされているが、そもそも江戸時代には、近代的な「学校」自体がなかったわけで、「学びからの逃走」もなにもない。とはいえ、江戸時代にも、武士のための「藩校」、また平民のための「寺子屋」などはあった。しかし、寺子屋は、明治以降の学校とはまったく違ったものだった。小熊英二の『日本という国』(理論者よりみちパンセ)には、寺子屋が現代の学校といかに違ったものであるかが書かれている。 寺子屋は、いまの小学校みたいに、一斉授業方式でもなければ、教育課程がきちんときまっていたわけでもない。(……)寺子屋は、随時入学、随時退学の場合がおおかった。年齢も七歳ぐらいで入ってくる者もいれば、十七歳くらいで入ってくる者もいた。(……)地方の寺子屋などでは、農業がわりあいひまなとき、「この子も寺子屋に行かせるか」と親が考えたら、それが一月であろうと十一月であ
昨年惜しくも亡くなった杉浦日向子氏は、前回紹介したインリン氏、雨宮処凛氏と同様、若いころフリーター生活をしていたことがあるそうだ。もっとも、杉浦氏(1958年生まれ)がフリーターをしていたのは1980年代後半で、インリン氏や雨宮氏がフリーターをしていた時代とはだいぶ違う。それにしても、杉浦氏のフリーター生活についての見方は、後の二人とは対照的である。『一日江戸人』(1998)の冒頭箇所で彼女はこう書いている のっけから私事で恐縮ですが、一九歳の夏から三年余り、私はアルバイターでした。短期のバイトを転々とし、ぶらぶらしていました。二週間働いて三週間ぶらぶらする。あるいは、一か月働いて二か月ぶらぶらする、という具合で、居候でもあり、月四万円もあれば、なんとか生活できたのです。その時、つくづく、多くを望まなけりゃ、けっこう呑気に暮らせるもんだなぁと実感し、べつだん、一生アルバイターでもかまわない
ちょっと厄介な問題(゚д゚ ) 1つ1つ触れるのはめんどいので、考えたことをまとめてみた。 http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/fundamental_law_of_education/ >教育基本法改正問題のニュース一覧。 このほかにも数あるニュース、の中から1つ。 http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=poli&NWID=2006060101001137 >■「愛国心」評価必要ない 教基法特別委で首相 > 小泉純一郎首相は1日午前、衆院教育基本法特別委員会で、 >学校現場での「愛国心」評価について「愛国心があるかどうかの項目は必要ない」と述べ、 >通知表に評価項目を設けるべきではないとの考えを示した。 > 首相はその上で「子どもに対し、愛国者になれという
被ブクマ数が質を表すかというと、現状はまだそうなっていないと思う。実際、自分の被ブクマ数が多い物を見ると、ほぼ全て「ネット関係」の話題だ。「ひとりごと」の被ブクマ数BEST20を見ても、一つを除いて全てネット関係の話題だしねぇ(参考:「ひとりごと」人気順リスト)。 仕事の話、子育ての話になると、ほとんどブクマされない。でも、コメントを貰ったりする事はある。それはそういう分野に興味がある人が0じゃないからだろう。でも、総数として多くない(ネット世界に)ので、ブクマされないという事はあるかな。まぁ、それ程面白くないという事もあるだろうけど、それならネット論だって同じようなレベルの文章だしね(私が書いているのだし)。 どちらかというと、被ブクマ数は、興味を持って貰えた「可能性」という面と、沈黙のオーディエンスが「沈黙を破った」という面で面白いのだと思う。コメント・TBが貰えない、メールも来ない…
先日、たまたまラジオを点けたら聴こえてきたのだが、2時間くらいの番組でライトノベルの特集を延々とやっていた。たまに聞くシブい声のDJさんが「ツンデレ」とか普通に喋っていてかなり笑えた場面などあって、でもやはりそこで話題になっていたのが「何を以ってライトノベルと呼べばいいのか」。初めの部分では、『巨人の星』の星飛馬並みに気合の入った小説家のタマゴに編集者が肩の力を抜いてライトノベルを書いてみないかと薦める(でも上手く書けない)コントがあったり、「家族のためにお弁当を作って、そのついでよ! あんたの為じゃないんだからね!」と叫ぶ女の子でツンデレを説明したり、『キノの旅』で有名な時雨沢先生のインタビューもあったり。で、やはり分かりやすく説明するために、ライトノベルとは「イラストと文章の融合が云々」と誰だか分からない女の人に語られている、のを聞きつつ、ふと気付く。もしもこの世にライトノベルがなかっ
スレイヤーズばなし(前島日記) スレイヤーズばなし(CAXの日記) 私にとって、「スレイヤーズ」は思い入れのある作品なので、せっかくだから便乗して語っちゃおうかな、とか。電撃の発売日まで更新のネタがないし、ともいう。 私が「スレイヤーズ」と出会ったのは、忘れもしないドラゴンマガジンに載っていた短編「ナーガの冒険」だった。その時の感想は、「こんなんありなのか!」だ。当時高校生だった私にそれは衝撃だった。なぜならその瞬間まで、私の中で小説とは教科書に載っている「こころ」のように、難解で、格式ばっていて、「この時の『私』の気持ちを十五文字以内で述べなさい」のようなものだったからだ。それがギャグである。小説なのにギャグなのである。小説なのに読んでて笑っちゃうのである。こんなんありなのか! そして私は、書店に「スレイヤーズ」の文庫を買いに行った。まだ一巻しか出ていなかった頃だ。でも既に三刷目だ
カール・マルクスが現代にいたらこうつぶやいたかもしれない、「1つの怪物がネットをうろついている……絵描き歌から生まれた怪物が」と。ネットのネタとしてはもう旬を過ぎてしまったかもしれないけど、『NHKおかあさんといっしょ』のうたのおねえさん、はいだしょうこさんが4月28日に番組中の絵描き歌で披露したアートがネットの世界に衝撃を与えた。 きっかけはYouTubeに投稿された同番組の一部。著作権的に考えるととても認めるわけにはいかないので直リンクはできないし、すでに消去されている可能性もあるが、気になる人はキーワード「はいだしょうこ」で検索してみるといいだろう。 絵描き歌で描かれるべき“スプー”がどんなキャラクターかはNHKのサイトをご覧いただくとして、しょうこおねえさんが歌に合わせて描いた作品は、もはやスプーとは思えないほど斬新なキャラクターとなった。その芸術性の高さは、うたのおにいさんが思わ
国語力10年前に比べ低下、高校では9割 教育長協調査 なぜこの手の調査には根拠となる数字が出てこないのだろうか。例えば、 調査は各都道府県で国語力の向上のための取り組みをしている小中高校を各5校ずつ、計15校を抽出して行った。児童生徒の国語力を「10年前に比べ低下しているか」の問いに「そう思う」「どちらかといえばそう思う」としたのは小学校で60.5%、中学校67.7%、高校87.3%と上級校になるほど増えた。 というが、10年前と比較してどの程度「国語力」が低下したのか。それを印象ではなく数値で示して欲しい。10年前と言うが、そういう調査をしたデータがどこに存在するのか。また、 「具体的にどんな力が低下したか」を複数回答で聞くと、「語彙力」が小中高とも6〜7割で突出して高く、次いで「自分の考えをまとめて書く」「敬語を理解して使う力」も多かった。 と具体的に低下した能力が上げられているが、そ
文科相、改めて法改正の必要訴え 教育基本法特別委 文部科学大臣は非常に重要なことを述べている。 また、民主党や自民党の保守系議員らが不十分と指摘している政府案の宗教教育については、「今後、学習指導要領の見直しを検討する中で、宗教に関する知識と意義などについての指導が、各学校において行われるような指導方式に変えていきたい」と表明した。 これは、宗教教育については教育基本法に盛り込まなくても学習指導要領によって十分対応できるということを示している。しかし、文部科学大臣は、 道徳心や公共奉仕の心の欠乏、学校での不登校、いじめ、学級崩壊などの例を挙げ、「昔のような日本の美しい情操、心の豊かさの大本は教育であり、教育基本法の改正が解決策の基本をなす」と述べ、改めて基本法改正の必要性を訴えた。 と述べており発言は矛盾している。 先日の教育基本法特別委員会の参考人質疑で、市川昭午氏が教育基本法以外の法令
文科相「学校ごとに宗教教育を」http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060531-00000024-san-pol小坂憲次文部科学相は31日午前の衆院教育基本法特別委員会で、道徳心や公共奉仕をする心の欠如、学校での不登校、いじめ、学級崩壊などの例を挙げ、「昔のような日本の美しい情操、心の豊かさの大本は教育であり、教育基本法の改正が解決策の基本をなす」と述べ、改めて基本法改正の必要性を訴えた。「昔のような日本の美しい情操、心の豊かさ」なんてもの、ほんとに「昔」あったのかね。最近やたらと昔を懐かしがる人がいるけど(特に教育基本法を「改正」したくてたまらないあたりに)、何を根拠に、昔の日本には「美しい情操」や「心の豊かさ」が現在よりもあったと言っているのだろう。時代劇だったりして…(笑) そもそも「昔」っていつのことだ、というのはおいとくとしても。そもそも今の日
荒川選手ウィニングラン未放映問題や日本海海底地形調査問題でお世話になったジャーナリスト・花岡信昭氏のブログが炎上している。 花岡信昭ウェブサイト - my weblog : 「モーニング娘。」が日本語を壊した わがデスク周辺の乱雑に積み上げてある雑誌、週刊誌、単行本など片っ端から点検してみたが、「・・・。」という表記は見当たらない。文芸作品の中には、作家の趣味によって、そういう体裁があるのかもしれないが、一般に目につく日本語の文章は「 」の末尾には句点はついていない。 読点(、)についての指摘もまさにその通りである。日本語は「、」、英語は「,」というのが、当たり前の表記であった。それが混乱してしまっている。 考えてみれば、「モーニング娘。」が、いけないのだ。歌もへただし、ダンスもひどい、とてもではないがエンターテインメントの領域には達していない現代的な娘たちの集団だが、名前に「。」をつけた
昭和20年9/18 GHQは「言論および新聞の自由に関する覚書」に違反したとして、朝日新聞社の業務停止を命令。朝日新聞は翌日と翌々日、休刊を余儀なくされました。 こうしたGHQの強硬策で朝日のみならず、多くの新聞はGHQにおもねるように戦時中の編集幹部をパージ、その後、GHQの公職追放は言論人も対象になり、そうした経緯からもかつての編集幹部は既存の新聞社から一掃されます。 とはいっても昭和20年代、そうですね昭和30年代あたりまでは朝日の紙面もいまほど左バネが効いてません。 はっきりいつ、という転換点はありませんが昭和40年代ぐらいよりいまのような紙面です。 ちょうど公害問題で地方自治体がバタバタと左翼首長に変わっていった時期ですし、時流の波に乗っかったのではないでしょうか? このぐらいからの朝日は記事にバイアスがかかっている場合が多分にあるので、古い事件を調べる時は毎日、読売を使うように
http://www.so-net.ne.jp/e-novels/hyoron/genkai/017.htmlに対して、id:evataka氏からコメントをいただいたので、僕もたまにはブログコミュニケーションというものをしてみたいと思います。なぜあんな殺し方をするのかっていうのも殺す=罪と、殺せる=イカれてるという記号でしかない。いうまでもなくこれは西尾のせい。キャラ立ちのために倫理的にねじれた殺人を大量投入するという。前島氏が理解できないという『レジンキャストミルク』で主人公がいきなり硝子に殺人の判断を委ねるのもそういう西尾以降に対するあてつけとも読めるんだが。どうか。うーん。いや、倫理的にねじれた殺人だったら理解できるんですよ。たとえば『永遠のフローズンチョコレート』の快楽殺人女子高生・実和ちゃんとかには、僕はあっさり転んでるんで。「罪」とか「イカれてる」とか「狂気」とかそういうなんか
http://d.hatena.ne.jp/Hayashida/20060601/1149152141 例えばバイクに乗ってる人間の中に、暴走族がいると。で、バイク乗り=暴走族と見られるのは困る、というときに「常識あるバイク乗り」は暴走族的振る舞い(スピードの出しすぎや過度の空ぶかしといった)を自主的に行わないことによって、自分達の属するコミュニティに対する世間の評価を変えようと動くわけすよ。 で、「オタク」の中に問題行動を取る人間が少なからず含まれると。アキバの歩行者天国で傍若無人に振舞うアホとか風呂にも入らんと異臭振りまく奴とかな。そのときオタクコミュニティがどのような行動を取るかというと、「そんなオタクは居ない」と言い張るか(いや、いるって)、「国家によるオタクの弾圧だ」(んなこたーない)とか言い出すわけじゃん。そうでない人間も居るがあくまで少数派。 オタクの問題行動、反社会的行動を
前回の続きです。 「オタクは死んだ」と宣言した岡田斗司夫氏は、「オタクは一般人とは違う、特別な存在でなければならない。そうしなくてはオタク文化は維持できない」と考えていました。今回はこうした考え方がなぜ生じたのかについて、もう少し煮詰めて考えてみましょう。 「おたく」が本来差別語であったことは前回も述べた通りです。「オタク」というカテゴライズはあくまで「差別の内面化」に過ぎないものであり、「オタク文化」が「特別な存在でなければ維持できない」ようなものであるというのは岡田氏の幻想に過ぎません。しかし、「そんな幻想がなぜ広く共有されていたのか」を考えることは重要だと思います。そもそも、岡田氏はなぜ「オタク文化」を「維持できない」と考えたのでしょうか? これはやはり「アイデンティティ」を前提に考えなければ理解できません。岡田氏が「オタク文化を維持できない」と述べているのは、「オタク文化」が文化と
今回は、方々で話題になっている岡田斗司夫氏のトークイベント「オタク・イズ・デッド」について、ゾゾミ氏のレポートを元に見ていきたいと思います。 まずは本題に入る前に、kasindou氏の記事から少し引用。 ただ上でも書いたとおり、岡田氏は「おたく」から「オタク」の書き換えをして、オタクをポジティブなイメージに変えることに成功した中心人物ですし、そういう人が自ら「死」を語るときにセンチメンタルになることに対して、ワカランと一言で斬って捨てることは僕には出来なかったですね。 (中略) 岡田氏のいうオタクとは要するに共通概念としてのオタクであり、それが死んだと語ったわけです。深い浅いは個人の自由だけど、アイデンティティの問題に終始する第3世代を果たしてそれは今までと同じオタクと呼んでいいのか?ということだと思います。 これは去年・今年のオタク大賞でも語られてたテーマでした。 もともと「おたく」とい
怖いもの見たさで、つい「NHKスペシャル」を見てしまった。 本日のお題は、子どもの食生活。 “好きなものだけ食べたい”というサブタイトルが付いている。 最近よく言われている、子どもの食生活の乱れを正す、みたいな内容。 それがさぁ、 どっかの小学校で、子どもの朝食を写真に撮らせて内容を調査するとか 生活習慣病予備軍の子どもを入院させて、食生活を改めさせるとか。 なにしろ 「お母さん!! 子どもの健康は、あなたの腕にかかっています。 しっかりした食事をさせないと、子どもの命はありまっせん!!」 みたいな話なの。 うんざり・・・。 なんて書くと 「おまえは子どもに食事も作っていないんだろう。 あぁ、こんなヤツの子どもでなくてよかった」 みたいなことをいう 「あぁ、ウチの子どもでなくてよかった」みたいなヤツが出てくることがあるので(笑)一応言っておきますが、わしは、ほぼ毎日(少な目に見ても、1年で
http://d.hatena.ne.jp/fujipon/20060603#p1 僕はこの「論理的」という言葉と、それを億面もなく使う人が嫌いです。--http://d.hatena.ne.jp/fujipon/ 形式論理学は、どんなときでも絶対的に正しい*1。でも、現実の何かを言葉に落とし込んで、なんらかの論理系や倫理系と共に形式論理学を適用し、そしてそれを現実の問題に復帰させるときに、莫大な誤差が出る。臆面も無く「論理的」という言葉を使う人間は、この誤差に自覚的で無いというか、それを無視した詐欺師というか。 実は、「意見表明」のキーポイントって、この「論理的」の部分を、どう周囲の人にわかりやすい形で伝えるか、なのです。「どういうプロセスで、その結論にたどり着いたのか?」こそ、「語るべきこと」のはず。 証拠も示さずに科学的、を連呼する人も似たようなものというか。 *1:と、私は思う。形
Yahoo!ニュース - 産経新聞 - 文科相「学校ごとに宗教教育を」 小坂憲次文部科学相は31日午前の衆院教育基本法特別委員会で、道徳心や公共奉仕をする心の欠如、学校での不登校、いじめ、学級崩壊などの例を挙げ、「昔のような日本の美しい情操、心の豊かさの大本は教育であり、教育基本法の改正が解決策の基本をなす」と述べ、改めて基本法改正の必要性を訴えた。また、民主党や自民党の保守系議員らが「不十分」と指摘している政府案の宗教教育については、「今後、学習指導要領の見直しを検討する中で、各学校において行われるような指導方式に変えていきたい」と述べた。 民主党の末松義規氏への答弁。 「神道は宗教じゃない」*1とか行ってたお国の政府はどちらでしたかね? 「宗教教育」なんて、どのみちロクにできもせんものを掲げて、現場を混乱させるのは、「総合的な学習の時間」「英語教育」に続いて三つ目ですか四つ目ですか?
韓国人留学生、新大久保駅で線路に転落した女学生救出 まとめhttp://ameblo.jp/8oa/entry-10012866820.html参考:トクダネによる報道http://www.youtube.com/watch?v=aszncShewJc簡単に要約すると、新大久保駅といういわく付きの駅で女子学生が転落→韓国人留学生が助けるという出来事があって、その報道の仕方が偏りすぎているんじゃないのか!?あるいは捏造じゃないか!?という問題。どういう点がおかしいかって言うと、例えば「女子学生が線路に落ちたのに、他の≪日本人≫の客は見ているだけだった」とか「(実際は数人が協力して助けた(らしい)のに)その留学生ひとりの手柄になっている」とかいろいろ。つまりは、「日本人(東京人?)=冷たい」というメッセージを流したがるメディアが気に入らん、というところか。 ていうわけで上のすったもんだを枕に、
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