(女子の大学進学率は上昇傾向) 平成19年度の学校種類別の男女の進学率をみると,高等学校等への進学率は,女子96.6%,男子96.1%と,若干女子の方が高くなっている。大学(学部)への進学率をみると,男子53.5%,女子40.6%と男子の方が10ポイント以上高い。しかし女子は,全体の11.9%が短期大学(本科)へ進学しており,この短期大学への進学率を合わせると,女子の大学進学率は52.5%となる。近年,大学(学部)への女子の進学傾向が上昇している一方で,短期大学への進学率は6年の24.9%をピークに,ここ数年激減している。 大学(学部)卒業後,直ちに大学院へ進学する者の割合は,平成19年度では男性15.0%,女性7.0%となっている(第27図)。 (男女の専攻分野の偏り) 大学(学部)における学生の専攻分野をみると,女子学生が最も多く専攻している分野は,ここ数年は社会科学が一番多くなってい