これまでにも自律神経の働きを調べる装置は存在したが、今回の装置は心電図と脈拍の両方を手軽に測定できるようになり、より精度が増したという 日々、忙しい毎日を送っているビジネスパーソンのみなさん。疲れてはいないだろうか? 「もちろん、疲れているよ」との声が聞こえてきそうだが、その感覚は人それぞれ。いくら疲れていても他人には理解されないし、逆に、他人の疲れを理解するのも難しい。しかし、疲れの程度が目に見えるとしたら…。 なんと、疲労やストレスの度合いが簡単に分かる測定装置が開発されたという。開発したのは、その名もズバリ「疲労科学研究所」。大阪市立大学医学部疲労クリニカルセンターや村田製作所、日立システムズなどが協力して製作したとのこと。一体どのようにして疲れを測定するのだろうか。 「測定方法は、両手の人差し指を機械に入れて、150秒ほど安静にしておくだけです」と教えてくれたのは、疲労科学研究