通常取組進行中には、土俵下には次の二番をとる力士が控えているが、千秋楽の最後から四番目の取組の仕切り中に、花道から最後の二番を取る力士が同時に入場し、控えに三人ずつ待機する。通常、取組に勝った力士は力水を付けるために土俵下に待機するが、これより三役は三番を取る6人のみで進行するため、最後から四番目の取組の力士は両者ともにそのまま退場する。 土俵が掃き清められた後、呼出が最初の取組の呼び上げを行う。柝の音を合図にまず東方力士3名が土俵に上がり、前に2人(左に最初の一番、右に2番目の相撲を取る力士)、後に1人(結びを取る力士)の扇の形をかたどった三角形に並んで3人揃って四股を踏む。後の二番を取る二人は控えに戻り、最初の力士はそのまま仕切に入る。次いで西方力士3名が土俵に上がり、前に1人(最初の一番を取る力士)、後に2人(左に結び、右に2番目の相撲を取る力士)の逆扇の形の並びで、3人揃って四股を