写真はBIC SIMの冊子だが、SIMの案内の下には自宅光ファイバーのプロバイダーもセット加入するよう案内がある。2016年、これが格安SIMのトレンドになるのか? 2016年がスタートした。昨年(2015年)は春先に格安SIMの相次ぐ容量アップが行なわれ、高速通信容量あたりの価格が大幅に下がる一方、リアルな受付窓口の拡充や一般向けに浸透するなど、1年の間に格安SIMのサービスに大きな変化があった。 そこで2016年はさらに大きな動きがあるのか、それとも2015年からはあまり変化なく行くのか、どうなるのか占ってみたいと思う。 格安じゃないほうのケータイの動向 年の終わりに突如として湧き上がった、政府から既存大手キャリアへの値下げ要請。しかし月額費用だけを見れば、格安SIMに並ぶほど下がるとは考えにくい。 一方で、スマートフォン機器を本当にゼロ円で提供する「一括ゼロ円」というような提供がなく