JAL(日本航空)は1月10日、機体の表面を“サメ肌”のような形にする「リブレット形状塗膜」を施した飛行機を、世界で初めて国際線に導入すると発表した。リブレット形状塗膜により、飛行時の空気抵抗を軽減し、燃費を改善できるという。導入は1月中旬を予定。
次期戦闘機開発、サウジ参画へ 日英伊、資金力に期待 時事通信 政治部2024年12月03日16時04分配信 日本、英国、イタリアが共同開発する次期戦闘機のコンセプトモデル=7月22日、英ハンプシャー州ファンボロー 日本、英国、イタリアの3カ国政府は、次期戦闘機の共同開発計画にサウジアラビアを加える方向で調整に入った。開発コストの削減が共通の課題となっており、産油国であるサウジの資金力に期待する。年内にも合意する見通し。日本政府関係者が3日までに明らかにした。 次期戦闘機、開発完了へ協力 日英伊首脳 日英伊は計画の管理を担う政府間機関「GIGO(ジャイゴ)」を設立する条約を締結し、2035年の初号機配備を目指している。サウジはこの条約の枠外の「パートナー」として参画する見込みだ。 #次期戦闘機 政治 コメントをする 最終更新:2024年12月04日12時35分
【11月26日 AFP】ドナルド・トランプ次期米大統領に「政府効率化省(DOGE)」のトップに指名された実業家のイーロン・マスク氏は25日、有人戦闘機を批判し、空中戦の未来は無人機(ドローン)にあると主張した。 「ドローン全盛の今のご時世、有人の戦闘機は時代遅れ。パイロットが死ぬだけだ」と、マスク氏は自身が経営するX(旧ツイッター)に書き込んでいる。 2015年に運用が開始された米ロッキード・マーティン開発の第5世代のステルス戦闘機F35を名指しし、「一方で、F35のような有人戦闘機をいまだに造っているばかがいる」と述べ、空中で編隊を組むドローン数百機の映像を投稿した。 「F35の設計は要件レベルで破綻している。あまりに多くの人から、いろいろ詰め込むように要求されていたからだ」とし、「高価で複雑な万能型だが、際立った特徴は何もない」と酷評した。 一方、スイス連邦工科大学チューリッヒ校の研究
零式艦上戦闘機(ゼロ戦)の後継機として試作機が造られ、量産前に終戦を迎えた幻の戦闘機「烈風」の初飛行80周年展が、埼玉県所沢市並木1の所沢航空発祥記念館で開かれている。同館の貴重な所蔵資料のほか、ゼロ戦に続いて設計主務者を務めた堀越二郎氏(1903~82年)の「烈風を語る」と題したインタビューの肉声(57年録音)を会場で流すなど、充実した内容になっている。(加藤木信夫) 烈風は42年、旧日本海軍から「ゼロ戦を一回り大きくし、あらゆる性能を良くするように」との厳しい計画要求を受けたという堀越氏らが設計に取りかかった。44年5月に試作機の飛行が始まり、出力不足のエンジンを交換するなど改良を施した後、同年10月の飛行で極めて優秀な成績を披露したという。
スイス航空のエアバスA330はファーストクラスの座席が重すぎるため改修を余儀なくされている/Arnd Wiegmann/Reuters (CNN) スイスのフラッグキャリアであるスイス航空で新たに設置する予定のファーストクラスの座席が重すぎることが判明し、同社は一部の航空機に改修を加える必要に迫られている。 エアバスA330の新たな大型座席は各座席に約180センチの壁とロック可能なドアを備えているが、ファーストクラスの座席は機体前方に配置されているため、機首が重くなる。機体の重心を中央に戻すには機体後部に巨大な「バランス調整プレート」を取り付けなければならない。 「スイス センシズ」と呼ばれるこの座席は2023年に発表され、25~26年の冬に導入される予定だ。スイス航空は、スライドドアと壁によって他の乗客から遮断される最大3.4平方メートルの空間による完全なスイス製の体験を約束している。
ニューヨーク(CNN) 米航空機大手ボーイングは、開発中の次世代大型旅客機「777X」の部品に問題が見つかったため、飛行試験を停止すると発表した。 ボーイングの発表によると、飛行試験中にエンジンと翼の間の構造部品が設計通り作動していないことが分かり、交換して調査している。 777Xはボーイングが「世界最大で最も高効率の双発ジェット機」として、2020年就航を予定していた。トラブルや予算オーバーの影響で、現在は25年の就航を目指している。 試験機4機による飛行試験は、準備ができ次第再開するという。 ボーイングの安全、品質管理をめぐってはトラブルが続発し、納期遅れによる影響が広がっている。 同社の株価は20日朝の時間外取引で2%下落した。ボーイング株は今年、30%近く値下がりしている。
乗りものニュース ›› ミリタリー ›› 現存唯一の最強戦闘機「疾風」“ウワサ話”はガセだった! 文化財としての状態調査に密着 “新発見”も続々!? 鹿児島県で保存される旧陸軍戦闘機「疾風」の状態調査が行われ、新たな発見や良好な保存状態が再確認されました。こうした保存の取り組みは、南九州市の指定文化財への活動に繋がっています。 今年も実施 知覧「疾風」の状態調査 鹿児島県南九州市知覧町にある「知覧特攻平和会館」において、2024年2月26日から29日までの4日間、展示されている四式戦闘機「疾風」の状態調査が行われました。8回目となるこの調査に、筆者(吉川和篤:軍事ライター/イラストレーター)も同行して、初日からその模様を取材・見学することができました。 状態調査の初日、機首カウルの点検パネルが外されてエンジンが剥き出しになった、知覧特攻平和会館の四式戦闘機一型(キ84-I甲)「疾風」(吉川
航空業界コンサルタントのクリフ・コリアーはここ数年、この分野の工場フロアを歩いていると20代の労働者が多いことに気づくという。「私のこれまでのキャリアで見たことがないほど多くの若い人たちを目にします」と彼は語る。 手作業が多い複雑な組み立て工程をマスターするために何年もかかることもあるこの業界で、これは大きな変化だ。コリアーが見た若い労働者たちは、コロナ禍の間にボーイングや同社のサプライヤーで人員削減の対象になった何万人もの経験豊富な労働者たちの代わりに入社した。 コリアーをはじめとする航空業界の専門家たちは、ボーイングと同社の機体サプライヤーであるスピリット・エアロシステムズがここ数年直面している問題の背景に、熟練した労働者たちの離職があると指摘している。1月には、アラスカ航空が運航するボーイング737MAX9型機の側壁が離陸直後に吹き飛ぶ事故が発生したが、この事故の原因は、事故機の工場
固定翼機と回転翼機の長所をあわせ持ち、高速飛行もできるオスプレイは、なぜ能登地方の被災地へ投入されないのでしょうか。それにはやはり、被災地が抱える地理的要因や気候も関係しています。 オスプレイは木更津駐屯地に配備 2024年の元日に発生した能登半島地震は、最も起きてほしくない時と場所で発生しました。被災地は、紀元前500年頃に中国で書かれた兵法書『孫子』でいうところの「険」「狭」の環境で、行動するのがとても難しいところです。こういった場所では大兵力も有効には使えません。それは現代技術で海路や空路を使えるようになっても、制約条件であることには変わりはないのです。 「令和4年度離島総合防災訓練」で神津島ヘリポートに着陸する陸上自衛隊のV-22オスプレイ。木更津駐屯地からCH-47の約半分の時間で到着した(月刊PANZER編集部撮影)。 それでも海路では、海上自衛隊がLCACと呼ばれる揚陸艇、い
757ってだけで「キター」なのに、なんかついとるんですよ…。 機齢、40年!! 羽田空港に2023年2月15日から、ユニークな飛行機が飛来しています。日本の航空会社では導入されなかったレア旅客機「ボーイング757」をベースに、アメリカのハネウェル・エアロスペース社がさまざまな改造を施した”魔改造機”です。もっとも特徴的なのは、胴体右側の前方に、主翼が中途半端な位置で切断されたような、なんとも不思議な形状の突起物が設置されていることです。 拡大画像 羽田空港に駐機するハネウェルのボーイング757(乗りものニュース編集部撮影)。 「N757HW」の機番を付与されたこの757は、1983年にかつてアメリカにあった大手航空会社、イースタン航空でデビュー。この機は757の製造5機目、最古参の機体のひとつです。その後いくつかの民間航空会社を経てハネウェル社に転籍しました。同社は、航空関連などの先端技術
ミリタリーに限らず、乗りもの関連に興味を持つと、必ず悩みの種になるのが、同じ名前なのにバージョン違いがあること。零戦もその例にもれませんが、結構わかりやすい方かもしれません。 二一型、三二型、二二型、五二型…なにが違う? 戦車、戦闘機、軍艦など、陸海空問わずミリタリー関連に興味を持った場合、意外と混乱するのが、同じ兵器ながらタイプやバージョンの違いが、数多く存在することです。それらは名前こそ一緒でも、それに続く番号やアルファベット表記が異なることで別のモデルになり、モノによっては似ても似つかない外観になってしまいます。おそらく日本で一番有名な戦闘機である旧日本海軍の零式艦上戦闘機(零戦)も、その例にもれず、いくつかのタイプが存在します。 拡大画像 零戦二一型は翼端が折り畳み式(画像:アメリカ海軍)
航空自衛隊の次期戦闘機について、日本、イギリス、イタリアの3か国は共通の機体を共同で開発すると発表しました。防衛省は2035年ごろまでに配備を始めたいとしています。 防衛省は、航空自衛隊のF2戦闘機が2035年ごろから順次、退役することから、後継の次期戦闘機を開発するため、イギリス、イタリアと協力に向けた協議を続けてきました。 その結果、日本、イギリス、イタリアは9日午後、共同首脳声明を発表し、次期戦闘機について3か国で共通の機体を共同で開発することを明らかにしました。 防衛省は共同開発によって3か国の技術を結集できるとともに、費用を分担することで開発コストを抑えられるとしています。 機体の共同開発には日本の三菱重工業やイギリスのBAEシステムズ、イタリアのレオナルド社などが参加する見通しで、エンジンも日本のIHIなどが参加して共通のものを開発する計画です。 防衛省は2035年ごろまでに配
欧米では、自分でパーツを組み立て、自家用機として空を飛ぶことが認められています。そこでは日本製自動車エンジンの飛行機への転用が以前から行われており、しかも人気があるとのこと。理由は何なのでしょう。 小型機ではレシプロ・エンジンが健在 欧米の航空先進国では、自作機やキットを組み立てた飛行機など型式認定のない航空機を自家用機として使用することが認められています。法律上では、「実験機」を意味する「エクスペリメンタル」というカテゴリーに分類される航空機で、一定の条件を満たせば耐空証明が給付され、航空機として登録されるものです。 航空機として登録されれば、航空機保険にも加入できるため、型式認定を取得している航空機との違いは、事業目的で使用する場合などに制約がある点のみです。 そのため、これら「エクスペリメンタル・カテゴリー」の機体は、型式認定のないエンジンでも用いることが可能なことから、自作機の愛好
国産初のジェット旅客機を開発している三菱重工業は、開発の遅れで業績に大きな影響が出ていることから、70席クラスの機体の開発を当面見合わせるなど、開発の計画を大幅に見直す方針を固めました。新型コロナウイルスの感染拡大で今後の航空機需要が不透明となる中、開発は厳しい状況に直面しています。 具体的には、型式証明の取得に向けてすでに飛行試験を行っている90席クラスの機体は、量産機の製造を先送りします。 また、今後主力として開発を予定していた70席クラスの機体は、当面開発を見合わせるということです。 三菱重工は、ジェット旅客機の開発の遅れによってことし3月期の決算で多額の損失を計上し、本業のもうけに当たる「事業損益」が20年ぶりの赤字に転落しました。 加えて、新型コロナウイルスの感染拡大で今後の航空機需要が不透明になっています。 こうしたことから会社は、今年度の開発費を従来の半分程度のおよそ600億
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