校正の話と前後しますが、9月中旬に、藤原印刷さんから『ブラックロッド』の束見本をいただきました。「束見本(つかみほん)」というのは書籍の装丁のチェックのために作る見本で、本文や装画が印刷されていない、まっさらな空白の書籍です。 ……などとシタリ顔で説明していますが、実はフルハシ、「自分の本の束見本」を見るのは初めてでして。自分の本でも「装丁」に関わることって、なかったですからね。そうか、これがそうか……。 カッコいいな! イイぞ、この「本」はイイ。 モノとしての「本」そのもののカッコよさというか。 そして、誤植が発見されたりすることもないので、 もう印刷とかしないでコレを売ればいいんじゃないだろうか……。 ちなみに今回の復刊は、 『ブラックロッド』 『ブラッドジャケット』 『ブラインドフォーチュン・ビスケット (ブライトライツ・ホーリーランド)』 の「3作合本」となります。 総ページ数は約