2008年03月18日04:30 カテゴリArt 社会を使って自分を助けろ Clap Clap Clap (←拍手の音)。 世界よ、もっとウインプ達の憎しみで満たされろ - NWatch ver.X このダンコガイとかいう輩は「自分を助けられるのは自分だけだ。だから社会に頼らず自分で自分を助けろ」と言い だけどこの部分の誤読はサイトの配色以上にみっともないので、無粋を承知で「助ける」ことにする。 正しくは、こう。 自分を助けられるのは自分だけだ。だから社会を使って自分で自分を助けろ 私が「404 Blog Not Found:バイキング式のレストランで給仕を待つ君たちへ」で言ったのは あなたを助けてくれる白馬の王子様はいくら待っても来てくれるとは限らない しかし、「社会」ならあなたの目の前にもある。 「社会」はあなたを救わない。だけどあなたは「社会」を使っていい ということ。 要は、「社会
2008年03月15日03:00 カテゴリArt バイキング式のレストランで給仕を待つ君たちへ そろそろ以下の質問に答えておこうか。 弱者に手をさしのべる強さ - マ儿コの日記 - + - + 自分ひとりの力だけでマッチョになったの?誰の力も借りず? まだ小さくて弱いあなたに手を貸してくれた本当のマッチョがいなかった? 答えは、どちらもNo。 自分一人の力で強くなったか? No. 手を貸してくれた人がいるか? 母を除けば No. なぜどちらもNoとなりうるのか? 世の中には、「宛名のない善意」がいくらでもあり、そして今もなお増えているからだ。 私はそれを利用したに過ぎない。 「宛名のない善意」とは何か? 私にとって、それは道路であり、書籍であり、その他諸々の、「誰宛でもないけれども、私を含めた誰でも使ってよい」もの全てだ。 道路は私を救ってくれた。しかし道路は私を救うために敷かれたのではな
Googleが創業者の2人に特別な議決権を持たせていることや、はてなが今もなおプライベートであり続けていることを真剣に考えてみた。 やっぱり、ネット企業というのは、本質的に資本主義と相性が良くない。その理由↓。 理由1:ネット企業はそもそも資本が小さくていい 特にスタートアップの場合、ある時期までは資本を大きくする必要がない。 チープ革命でサーバーも安くなったし、はっきり言って、普通にやればほとんどが人件費だから、人件費分のキャッシュさえ稼げれば、資本はゼロに近い状態でも成長できる。 理由2:大きいことが素晴らしいとは限らない ネット業界に限ったことではないが、会社が大きくなると創造的な事業は産まれにくくなる。だが、他の業界に比べて、ネット業界は「スタートアップができること」が大きい。 どういうことかと言うと、例えば、僕が工学部機械学科を主席で卒業しても、僕が自力で商用自動車を作ることは恐
2008年02月26日02:45 カテゴリ書評/画評/品評 性(悪|善)説を一冊で - 書評 - 右手に「論語」左手に「韓非子」 ありそうでなかった一冊。 右手に「論語」左手に「韓非子」 守屋洋 なんでこういう組み合わせが今までなかったのかが不思議なぐらいだ。 本書〈右手に「論語」左手に「韓非子」〉は、性善説の代表的論者とされる孔子の「論語」と、性悪説の代表的論者とされる韓非の「韓非子」から、著者が40の言葉を選び、それぞれの言葉に2ページにわたって解説し、それを一冊の本にまとめたもの。ここでは文字通り左手に韓非子、右手に論語が来るように目次をレイアウトしてみた。 目次 (手入力) 第1章 性善説か性悪説か 性善説は脇が甘くなる 『論語』の人間学 『韓非子』の統治学 第3章 『韓非子』の名言 韓非子の生涯 権限を手放すな 組織内部にも戦いがある 小さな忠義立てが仇になる 機密を漏らすな 情
MITメディアラボで、12年にわたり教授を務めてきた日本人がいる。直接手でデジタル情報に触って操作できる「タンジブル・ユーザーインターフェース」の研究で知られる石井裕氏だ。石井氏がエンジニア適職フェアで若きエンジニアたちに語ったメッセージとは。 Tech総研は、2006年春、石井氏に単独インタビューを敢行、その記事を「我ら“クレイジー☆エンジニア”主義!」に掲載した。2008年1月26日のエンジニア適職フェアでは特別スピーカーとして石井氏を招き、エンジニア魂を根底から揺さぶるようなエネルギッシュな講演をしていただいた。1時間の講演を終えた石井氏の周りには、間近で質問をしようと、エンジニア、研究者、学生らの長蛇の列。その一つひとつに丁寧にこたえる氏の姿勢が印象的だった。 1956年生まれ。80年、電電公社(現NTT)入社。86年~87年、西ドイツのGMD研究所客員研究員。88年よりNTTヒュ
↑タコシエ・オンラインにて絶賛発売中!通販可能!在庫切れの際はご容赦ください。 【関連サイト】 ・純粋なココロ(旧サイト) ・世界のはて(はてなダイアリー別館) ・Twitter@Masao 【この本は、凄すぎる】 ・こどものもうそうblog - 「適応」と『ほんとはこわい「やさしさ社会」 ↑で、あまりにも面白そうに紹介されていたので読んでみた。 ……[これはすごい]。ホントにメチャクチャ面白かった。ブログで紹介してくださっていた、米光一成氏に感謝。 著者の森真一氏は社会学が専攻だそうで、たぶん理論のベースは社会学なんだろうけど、身近な例を出し、学問的なことを一切意識しないで読める工夫がされている。とても読みやすくて分かりやすい。文章量も程ほどで、もの凄い遅読の僕でも半日で一気に読み終えることができた。これは是非とも、いろんな人に読んで欲しい一冊。 【『イエ崇拝』から『人格崇
KY文学者、夏目漱石 「空気読む」「空気読めない」という日本的な題材の作家といえば、夏目漱石だろう。 その「空気読めない文学」の出発点が「坊ちゃん」。だから、文部省推薦「空気」の科目の初心者テキストとしては、これが一番だろうと思う。 とりあえず、そんな夏目作品と空気の関係を略記メモ。 空気読みません文学=夏目漱石 夏目漱石の作品はみんな、「空気を読んで生きる人間」を「空気を読まない観察者」が眺めることで成立する。それは、イヌを眺めるネコの視点だ。人間社会の「普通の行動」というものがネコの目から見ると、奇妙で歪んだものとして写ることになる。 でも、そのあたりチャンと語りだすと本一冊になってしまうので、有名どころを「空気」という視点から概観してみました。 一応、各作品を知っている人を対象にして語っているため、ネタバレ面もあるので注意。でもまあ、ネタがばれてつまらなくなるような小説じゃあな
{人につまらないと思われる,人をつまらないと思う}ことに関するいくつかの雑感 - pouda::memo ある人のことを「目新しいことを言ってなくてつまらない」と思うとしたら、どちらかといえばそれは全く異なる個性を持っている筈の他人の中に目新しい何かを見出せない自分の視野狭窄であり負けだと思う 人をつまらないと思うことについて - やや最果てのブログ 負けっぱなしです。すみません、闘い方を教えてください。 正確には他人と接するより、自分の内面や芸術作品と接していた方が多様だし面白いなあという負け方です。 見ている部分の違いがまぁふたつのエントリーを見ていて面白かったので引用先も読んでみてください ちょっと触発されたのでまた気ままに推敲せずまとめず垂れ流してみます 情報が欲しいのか感情が欲しいのか 先に芸術を見ているほうがという事に対して 例えば絵を描ける人や文章を書ける人 そういう人達は自
「出る杭は打って平らに画一すべし」と言う、曲がったニセモノの原理原則は組織の中では優先され、過ちを正すための「正しい行い」というホンモノの原理原則は無視される。「書生臭い正義感なんぞは何の役にもたたぬ。自分が損をして傷つくだけだ」と思えば、その人はそれでおしまいである。結局は何事に対しても安易な方向に流れ、何事も問題がなかっように見過ごして通りすぎていくのである。いま企業が頻繁に起こしている不祥事がその最たる現れであろう。熟年離婚や家庭内暴力による家庭崩壊も、あながち関係が無いとはいえない。 これでは会社も社会も良くなるはずが無い。この世の中あらゆる事が、「正しい道」から外れて曲がっていくのである。行き着くところは、本人の「高い志」が全てを決める。「高い志」さえあれば、どんな障害も乗り越えられるはずである。そのうち苦労を苦労とも思わず楽しむ事さえできるようになる。間違えたことさえ、やってい
前稿で、定型発達者は感情や気遣いのやりとりがないとストレスに感じるということを述べた。そして、その特徴に配慮してしまう方が、アスペルガー者にとってもむやみやたらに嫌われたり怒りをぶつけられたり憎まれたりすることが少ないということを述べた。 では対策としてどういった手段をとったらいいのだろうか。 実は簡単である。機会を狙って次のセリフを過剰と思うくらい多用すればいい。 1 「ありがとう」 2 「うれしい」 3 「楽しい」 4 「大丈夫?」 5 「大変(だ)ね」 6 「恐れ入ります」 7 「お手数おかけします」 8 「おかげさまで」 9 「ごめんなさい」 10「申し訳ありません」 。 とにかく機会を鵜の目鷹の目で狙いまくって言いまくる。 ちょっと過剰かと思うくらいで十分だ。 使い回すのがしんどい場合は 1、2、3、4、8をまず使ってみよう。 多用しすぎたところで問題はない。 「ちょっと変な感じ
ブログ・オブ・ウォー 僕たちのイラク・アフガニスタン戦争 スポンサード リンク ・ブログ・オブ・ウォー 僕たちのイラク・アフガニスタン戦争 日本のマスメディアにはほとんど登場しない、米軍兵士の生の声が読める同時代の秀作。 「全米「ブログ・アウォード」ベスト・ミリタリー・ブログ賞を3年連続で受賞した人気ブログ「Blackfive」。そのBlackfiveに寄せられた多数のブログから63のエピソードを厳選して収録!戦地の生活、仲間の死、現地民間人との交流……兵士たちは実際に自分が目にしたことや体験したことを、あるいは祖国に待つ家族や恋人たちへの思いを、自らの言葉で語っている。 」 米国のブログにはミルブログ(ミリタリー・ブログ)というジャンルがある。この本はそうしたミルブログのポータル的人気サイトBlackfiveに寄せられた戦争体験記である。 ・Blackfive http://www.bl
2007年12月28日05:00 カテゴリ書評/画評/品評 神作を超えた人作 - 画評 - イティハーサ 年末年始というのは、大作を読む絶好の機会でもある。 イティハーサ(文庫版全7巻) 水樹和佳子 そう、本作のような。 本作品を「 404 Blog Not Found:画評 - 短完漫画101冊」に入れてしまったのは、ずいぶん失礼なことだと反省している。罪滅ぼしをかねて改めて紹介しなおしておきたい。 本作「イティハーサ」は、一言で無理矢理要約してしまえば、二元論の物語である。 女と、男。透�俟(トウコ)と、鷹野。 陽と陰。陽石(アカイシ)と陰石(カゲイシ) 正と、邪。透�俟と、夭�俟(ヨウコ)。 善と、悪。亞神と、威神。 光りと、闇。律尊と、鬼幽。 神々と、人々。神々と、戎士(ジュウシ)。 見ゆるものと、見えざるもの。不二(フジ)と、永久蛇(トワダ)。 平和と、発展。無有(ムウ)と、有蘇
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