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2024年7月5日のブックマーク (10件)

  • なぜ『文体の舵をとれ』は創作者にとって特別な指南書なのか?

    『闇の左手』『ゲド戦記』などの作品で知られる小説家、アーシュラ・K・ル=グウィンの創作指南書『文体の舵をとれ』は2021年の邦訳刊行直後から「文舵ぶんかじ」という愛称で呼ばれ、創作者の間で大きな話題となりました。書収録の練習問題に対する解答(作品)を「#文舵練習問題」というハッシュタグでSNS上に投稿するというムーブメントが発生し、創作者がオンライン上で集い合評会を行うという動きもありました。 今回は文芸サークル「サ!脳連接派」を主宰し、二度にわたり「文舵合評会」を運営した経験をもつ大戸又さんと、その合評会に参加し「竜と沈黙する銀河」で第14回創元SF短編賞を受賞しデビューした阿部登龍さんのお二人に、創作者目線で『文体の舵をとれ』について語っていただきます。 また、書の翻訳を担当した大久保ゆうさんには、作家アーシュラ・K・ル゠グウィンについて、そしてアメリカにおける創作教育歴史につい

    なぜ『文体の舵をとれ』は創作者にとって特別な指南書なのか?
    yanoz
    yanoz 2024/07/05
    “文体の舵をとれ”
  • 筒井康隆、大江健三郎、村上春樹、阿部和重、小川哲……『百年の孤独』が日本文学に与えた絶大なる影響

    ガブリエル・ガルシア=マルケス『百年の孤独』(新潮社)の文庫化が、出版界で一つの事件のように騒がれている。これらの名称をブランド、焼酎を意味するものとして記憶する人もいるだろうが、いずれもこの作家と小説に由来するものだ。コロンビアの作家ガルシア=マルケスが1967年に発表した長編小説『百年の孤独』は、1972年に新潮社より鼓直訳で日語版が刊行され、1999年に同じく鼓によって改訳された。2006年には「ガルシア=マルケス全小説」の1冊に組みこまれ、文庫化はその全集版を底としている。同作について「文庫化されたら世界が滅びる」と都市伝説的な冗談がいわれてきたのは、それだけ長く文庫化が望まれてきたということでもある。 『百年の孤独』は、1960年代以降に各国で起きたラテンアメリカ文学ブームの代表的な作品だ。1982年にガルシア=マルケスがノーベル文学賞を受賞し、集英社が1983-1984年に

    筒井康隆、大江健三郎、村上春樹、阿部和重、小川哲……『百年の孤独』が日本文学に与えた絶大なる影響
  • レースゲームの「ゴースト」を通して10年前に死んだ父と再会した青年 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

    レースゲームの「ゴースト」を通して10年前に死んだ父と再会した青年 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト
  • 【俳句鑑賞】生きかはり死にかはりして打つ田かな 鬼城|LADY-KAMAA

    季語は「打つ田」。田んぼの土を掘り起こして柔らかくし、田植えに備える準備のことで春の季語を指す。かつては重労働だった。 作者、村上鬼城(むらかみきじょう)。江戸時代が終わるころから昭和の初め頃までに生きた俳人。江戸に生を受けたが人生の大半を群馬県高崎市で過ごした。法律を学び司法代書人で生計をたてていたが、絶えず経済的に困窮していたという。 また、鬼城は耳が不自由だったことも書き添えておく。不遇な自分の人生をうらんだのか、鬼城の作品の対象は弱いものにむけられているものが多い。 「生きかはり死にかはり」輪廻を見事に表現高崎の暮らしでは、自分自身で田も耕していたのだろうか。当時重労働である田打ち。この大変な作業はいつまでやるんだろうか。もしかしたら、仮に命が絶え、来世で生まれ変わってもまた自分は田を打っているのか。 違う観点でもとれる。生まれ変わっても田を打っている人間の誇らしさにもとれるのだ。

    【俳句鑑賞】生きかはり死にかはりして打つ田かな 鬼城|LADY-KAMAA
    yanoz
    yanoz 2024/07/05
  • 令和和歌所 - 伝統的な短歌「和歌」を学び、仲間と詠む

    季刊誌「和歌文芸」令和六年夏号 ~令和のあたらしい和歌と和歌文化の様々な表現~ 令和六年 夏の歌合 山家郭公 寄海恋 寄草恋 あかね歌会集 夏 雑体 論考・随想 歌枕「唐崎」の変遷と永久/攝津(フィットレル・アーロン) 詩人誕生前夜 ―宮沢賢治の短歌考 後編―/橋先史 『枕草子』をめぐって ―(三)「花(はな)やか」の『源氏物語』への影響―/花野 二つの屏風 ―『中務集』村上先帝名所絵屏風歌について―/亡羊 歌道と幸福論/圓学

    令和和歌所 - 伝統的な短歌「和歌」を学び、仲間と詠む
  • 「我が業は、我が為すにあらず」 〜板極道(棟方志功著)〜|artdesign620214

    私が棟方氏を初めて知ったのは約40数年前に見たNHKの特番だった と記憶しています。日人として初のグランプリ 👉 ヴェネチア・ビエンナーレ国際版画大賞という快挙を成し遂げた とのことでした。当時はこの出来事がどれ程の偉業であったかなど 知る由も無かったのです。視力がほとんど無く、(左目は失明、右目も極度の 近眼)分厚いメガネを木板スレスレに近づけ、只々ひたすらに彫られている姿が とても印象的でした。 ここ数年、氏のことを知れば知るほどとても人間的に魅力を感じます。 ご人そして作品群から「天真爛漫」「豪放磊落」「自然児」といった イメージを個人的には抱いています。 私自身出身地は島根(松江市)です。地元の老舗和菓子屋さんの看板の字体 ・包装紙は棟方氏ご人によるもの。そして氏の師匠に当たる方は同じく 松江出身の平塚運一氏。当時民藝派の一員として活躍された河井寛次郎氏 (島根県安来市出身

    「我が業は、我が為すにあらず」 〜板極道(棟方志功著)〜|artdesign620214
  • one-line haiku contents

  • from the mountain/letters

  • 「百年の孤独」の後、逆張りしたい奴が読むべきラテンアメリカ文学6選

    「百年の孤独」読んだ後にこれを読むべきってネット記事が書かれ始めていて面白い。こういうの好きで、色々なジャンルでこの類の記事を読んで探求してる。だけど時々「いや確かに自分は素人なんすけど、もっと段階踏んだ後に読むべき、玄人向けのやつも読んで背伸びしたいんすよ!」と思う時がある。多分、そういうやつここにもいるだろ?そういう同類に捧ぐ。 エドゥムンド・パス・ソルダン/ 服部綾乃&石川隆介「チューリングの妄想」(ボリビア) 今、ボリビア、クーデター未遂があったとかで混乱してるらしいけど、そんな国を描いたテクノスリラー小説がこれ。“チューリング”ってある通り暗号やらインターネットやらサイバー犯罪やら色々先端技術出てきて、いわゆる魔術的リアリズムとかそういうの全然ない。つーか作者自身、ラテンアメリカ文学といえば魔術的リアリズムとかざけんなや!とか思ってこれ書いたとか書いてないとか。クソ分厚いけどオモ

    「百年の孤独」の後、逆張りしたい奴が読むべきラテンアメリカ文学6選
  • avex 松浦勝人『エイベックスの歴史』

    松浦勝人オフィシャルブログ「仕事が遊びで遊びが仕事」Powered by Ameba avex group holdings 代表取締役社長CEO 松浦勝人 昨日、ある方のお通夜で若いんだけど有名な芸能プロの社長に会ったらやたらと「avex way 1988~2005」ののことをほめられたので、掲載してしまいます。ちなみに販売はしていません。2005年に社内向けに作ったavexのヒストリー的なものです。相当長いので読むには気合がいります(笑) ※下記のリンクを閲覧する場合は、Adobe® Reader® が必要です。 第1章 第2章 第3章 第4章 第5章 第6章 第7章 第8章 第9章 第9章-2 第10章 第11章-1 第11章-2 あとがき ごゆっくりどうぞ(笑)

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