5月2日の毎日新聞東京夕刊の特集ワイドに「震度7を生き抜く 防災の新常識、知ってますか」が掲載された。 これまで地震が来たら、まず実行すべきと思い込んでいた常識が覆る内容であった。 「震度7は想定外」とは言っていられない現状で、生き抜くためにはどうしたらよいのか。 防災・危機管理アドバイザーの山村武彦氏によると、地震などの非常時には「助けてもらう」のではなく「自分で生き延びる」姿勢が生死を分けるという。 これまで「地震が来たら机の下へ避難」が常識であったが、家具の倒壊を恐れて机の下へ逃げねばならない家は防災対策ができていないという。 家具は2カ所以上で固定し、キャスター付き家具もロックして固定、テレビや食器なども飛び出さないよう耐震マットまどを敷くなどの対策が必要だ。窓ガラスは割れても飛び散らないようフィルムをはるなど、家の中を安全な空間として確保するよう努めるべきだ。 ビルなどの上層