インド・ムンバイ(Mumbai)の聖家族病院(Holy Family Hospital)で撮影されたパワルさん(2011年11月4日撮影)。(c)AFP/Punit PARANJPE 【11月22日 AFP】インド・ムンバイ(Mumbai)に住むパワルさん(61)は、3年間、低脈拍によるめまいに苦しんできた。今年9月には心拍数が1分間に20~30回程度にまで減ったが、ペースメーカーを埋め込んだおかげで死なずにすんだ。 心拍数を正常に戻すためにペースメーカーを使用することは今や普通だが、パワルさんの場合は「使用済み」という点が普通ではない。もともとは米国の患者が使用していたもので、死後に体内から取り出され、無償で提供されたのだ。 「調子は随分いいよ。めまいもなくなった。新たに人生が始まった気分だね」と、パワルさん。 ■葬儀場から提供 パワルさんが通ったムンバイの私立病院「聖家族病院(Holy
