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トランプ氏「ヒトラーは良いこともした」 元側近が証言、波紋広がる

米ホワイトハウスの大統領執務室で話す当時のトランプ大統領(左)とケリー首席補佐官=ワシントンで2018年6月27日、AP
米ホワイトハウスの大統領執務室で話す当時のトランプ大統領(左)とケリー首席補佐官=ワシントンで2018年6月27日、AP

 米国のトランプ前政権で大統領首席補佐官などを務めたケリー海兵隊退役大将が米メディアのインタビューで、トランプ氏について「ファシストに分類される」「『(ナチス・ドイツの指導者)ヒトラーは良いこともやった』と語っていた」と発言したことが波紋を広げている。トランプ氏が11月の大統領選で返り咲きを果たせば、1期目以上に強権的になるとの懸念が強まっている。

 ケリー氏は22日公開の米紙ニューヨーク・タイムズのインタビューで、ファシストの定義として「極右の権威主義者、極端な国家主義、独裁的指導者に特徴づけられた運動、軍国主義、反対派への強制的抑圧」などを列挙。「私の経験では、トランプ氏はこうしたことが米国を治めるのに有用だと考えている。彼は極右的な立場で、権威主義者でもあり、ファシストの一般的な定義に当てはまる」と指摘した。

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