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電子機器大手オムロン(京都市下京区)が、JR東日本の4駅で撮影した乗降客の映像を、JR東に無断で別の研究に流用していたことが朝日新聞社の調べでわかった。不審行動を割り出すセンサー技術の研究に使い、総務省の外郭団体から約2億5千万円を受け取っていた。 映像が流用されていたのは、熱海(静岡県熱海市)、板橋(東京都板橋区)、国分寺(同国分寺市)、桜木町(横浜市中区)の4駅で、撮影時間は少なくとも計120時間に及ぶ。 オムロンは2008~09年、4駅の改札付近の乗降客の流れを調べる流動調査のために各駅に10台ほどのカメラを設置。JR東側からDVDで映像の提供を受け、契約に基づき分析結果をJR東側に報告した。オムロンはJR東側とデータを一定期間後に破棄することや、委託した目的以外では使わないことを約束していた。一方で、総務省所管の独立行政法人「情報通信研究機構」(東京都小金井市、NICT)の事業公募
Facebookで「許可もしていないのに、勝手にアプリが投稿している」と知人が言っていたので、調べてみた。 Facebook上でアプリの動作を開始する際に、次のようにアプリはあなたのFacebook上の情報にどこまでアクセスするかとFacebookでどのように振舞うかを確認したはずだ。 Facebookで「自分の名前を使った投稿」を許可した場合には、そのアプリはあなたの代わりにあなたのウォールに投稿し、共有設定の範囲でそれが公開される。友人のニュースフィードに反映されるようになっていることがほとんどだ。 この設定はFacebookの [プライバシー設定] → [アプリとウェブサイト]/[設定を編集] → [利用しているアプリ]/[設定を編集] で確認および変更ができる*1。 ここで [必須] となっている部分はアプリが必須とする情報であり振る舞いであるので変更できないが、[削除] ボタンが
アメリカだって匿名社会じゃないか、 そう思っていたとしたら、とんでもない。 ベストセラーに書かれた驚くべきアメリカ社会の実態。 ●「実名・匿名」論争 最近のこのコラムの中で、ネットでダントツに関心が高かったのは、「日本のネットはなぜかくも匿名志向が強いのか」と題した回だった。匿名による情報発信の問題が気になっている人は、少なくともネットでは多いようだ。 もっとも、匿名と実名のどちらで発信すべきかを、ネットでオープンに議論しても仕方がないと私は思っている。 ネットでの個人の情報発信は圧倒的に匿名が多い。実名で情報発信しろというのは、最初から、圧倒的多数の人々を敵に回して議論を始めるようなものだ。結果は見えている。 先のコラムには、「実名で発信するアメリカのほうが異常なんじゃないか」という反応もあったが、「平気で実名で書いているほうが不思議」というのは、日本のネットの平均的感覚だろう。 私も先
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