【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は12日、青瓦台(大統領府)で開かれた首席秘書官・補佐官会議で、「日本の経済報復へのわれわれの対応は感情的になってはいけない」として、決然とした意志を持ちながらも冷静で根本的な対策まで考える長い目で見るべきだと呼びかけた。 文大統領は日本が今月初旬、「ホワイト国(輸出管理の優遇対象国)」からの韓国除外を閣議決定したことを厳しく批判したが、感情的な対応よりは冷静に現実を直視し、現在の状況を打開する姿勢を強調した発言と受け止められる。8日に緊急招集した国民経済諮問会議で、日本の決定を「勝者のないゲーム」として、即時撤回や対話に応じることを求めた発言の延長線上とみられる。 文大統領は「3日後は光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)で、今年は(日本による植民地支配に抵抗して起きた独立運動)『三・一運動』から100周年、臨時政府樹立か
「ハノイ会談決裂の裏に日本の影が見え隠れする」〔鄭東泳(チョン・ドンヨン)民主平和党代表〕 「ハノイ会談が合意に至ることができない結果が出て、世界で一番喜んだのが日本安倍晋三首相だった」〔柳時敏(ユ・シミン)盧武鉉(ノ・ムヒョン)財団理事長〕 先月27~28日、ベトナム・ハノイで開かれた第2回米朝首脳会談が失敗に終わると、汎与党要人の日本糾弾が続いている。 民主平和党の鄭東泳代表は2日、自身のフェイスブックに米朝首脳会談の失敗原因を分析しながら日本を取り上げた。鄭代表は「ハノイ会談決裂の裏に日本の影が見え隠れする」とし「日本はワシントンでのロビーに注ぐ人的・物的資源総量が韓国の60倍に達する。ハノイでの外交惨事が安倍政権の快哉につながる北東アジアの現実こそ冷厳な国際政治の隠れた実状だ」と述べた。続いて「世界の指導者のうちハノイ会談の失敗に歓呼した人は安倍首相1人だ」と主張した。 「御用知識
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く