国際収支統計とは、一定期間における一国のあらゆる対外経済取引を体系的に記録した統計です。 対外経済取引は、居住者と非居住者との間の、 財貨・サービス・所得の取引や経常移転を記録する経常収支、 対外金融資産・負債の増減に関する取引を記録する金融収支、 生産資産(財貨、サービス)・金融資産以外の資産の取引や資本移転を記録する資本移転等収支、 に分類されます。 国際収支統計(IMF国際収支マニュアル第6版ベース)の詳細につきましては、日本銀行のホームページ(外部リンク)にてご確認願います。 主要項目の説明 1.経常収支 財貨・サービスの取引や、所得の受払、経常移転を記録します。「貿易収支」、「サービス収支」(両者をまとめて「貿易・サービス収支」といいます)、「第一次所得収支」および「第二次所得収支」の4項目に大別し、さらに各々取引種類によって詳細な項目に区分します。 「貿易・サービス収支」 生産