うだるような暑さが続いている中、弁護士ドットコムニュースが「暑い日の出社」について体験談を募集したところ、命の危険さえ感じる過酷な労働環境の実態が数多く寄せられました。 「このままだと死ぬ」。そう感じながら働く人々の悲痛な声の数々は、もはや個人の我慢で済まされるレベルを超えているかもしれません。 ●「調理場は45℃超え」「このままだと私は死ぬ!」 「従業員が倒れる事故が無い限り、冷房設備を設置するつもりは無いようです」 そう語るのは、千葉県で給食調理の仕事に就く60代の女性だ。 調理場には簡易的なスポットクーラーしかなく、大きな回転釜やオーブンがフル稼働すると、室温は45℃を超えるという。 「水分補給を小まめにしても滝の様な汗が出るばかり。白衣も下着も汗で絞れるほどです」と過酷な職場環境を打ち明ける。 愛知県の自動車部品の検査をしていた50代の女性は、空調のない倉庫で熱中症になったことがあ
