「鴨川べりのカップルは等間隔に座る」。これは、有名な法則。カップルに限らなければ、同じ現象が桂川べりでも見られることに気が付いた。ある日の昼下がり、等間隔に座る人たちに、なぜそこに座るのか尋ねた。 ゴールデンレトリバーと散歩中の会社員男性(53)。対岸の嵐山公園で休むこともあるそうだが、「今日はここがすいていたので」。 2年ぶりの再会で嵐山を訪れた音楽家の男性(24)と滋賀大大学院2年の女性(23)。等間隔の取材と伝えると「確かに隣の組との距離は見ました」。ゆっくり話ができて、景色もいい場所を選んだという。 別の日に訪れると、川べりは等間隔どころか、観光客であふれんばかり。法則にまではなっていないようだ。 外部リンク