大阪市のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」の運営会社は16日、人気映画「ハリー・ポッター」の新エリアの開業などに携わり、「V字回復の立役者」とも呼ばれた森岡毅執行役員(44)が来年1月末で退社すると発表した。森岡氏は大阪市内で会見を開き、「USJでの6年間はやり遂げた気持ちでいっぱい。新しいことに挑戦したくなった」と説明した。 森岡氏は外資系メーカーを経て、平成22年に運営会社の企画担当として入社。後ろ向きに乗るジェットコースターや、スヌーピーなどの人気キャラクターを使った新エリア「ユニバーサル・ワンダーランド」、ハリー・ポッターエリアといった新機軸を次々と打ち出し、人気を回復させた。