オーストラリア先住民の儀式を見るエリザベス女王(左)=2002年3月/Torsten Blackwood/AFP/Getty Images オーストラリア・ブリスベン(CNN) 英エリザベス女王の死から24時間もたたないうちに、国家元首の逝去に対するオーストラリアの反応に最初の亀裂が生じた。 メルボルンで9日に開かれたオーストラリアンフットボールの女子プロリーグ(AFLW)のチーム同士の対戦。選手たちは起立して、その地が先住民の土地であることを確認する宣言に耳を傾け、続いて1分間の黙とうで女王を追悼した。 しかし「譲られていない」先住民の土地に選手が立つとの宣言が行われ、直後にその土地を奪った国家の君主に哀悼の意を表することに対しては、違和感も感じられた。 10日までに、AFLWの残る全試合で黙とうは中止された。AFLWのチーム、ウェスタン・ブルドッグの監督は声明を発表し、女王追悼は「私た