中川ヘロヘロ…こんなにヤバイ!酒と風邪薬チャンポン ローマで行われた主要7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)閉幕後のフラフラ会見が原因で辞任することになった中川昭一財務・金融相。ご当人は「(酒は)ゴックンしてない」と強調しているが、あの“酩酊”ぶりはただごとではない。酒と薬のチャンポンは、どう危険なのか? 専門家に聞いた。 中川氏は会見当日、「口に含む」程度のワインを飲んだことは認めたが深酒は否定。酩酊の原因を「酒と薬の相乗効果」と説明している。13日夜から14日昼にかけ、病院で処方された風邪薬と解熱剤、抗生物質を通常量の2倍。持病の腰痛の鎮痛剤も1錠服用したという。 医学博士の中原英臣氏は「風邪薬に含まれる抗ヒスタミン剤には眠気を誘発し、集中力や判断力を鈍くさせる副作用がある。酒を同時に飲むと薬の吸収が早くなり、効果がより強く現れてしまう」と指摘する。 同様の成分は花粉症の薬にも含まれ