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2008年4月23日のブックマーク (6件)

  • 光市母子殺害事件の差戻審判決 - good2nd

    以前に何度か言及したこともあり、最高裁での検察側・弁護側それぞれの弁論要旨その他を読んでいたこともあって、自分なりにかなり関心を持って判決の報道や判決要旨などを読みました。最高裁での差戻し決定は、死刑を回避すべき特別の事情がなければ死刑とするほかないというものでしたし、今回の死刑判決は予想できたことではあります。ただ僕は弁護側の主張に一定の説得力を感じていたので(この点は、マスコミ報道しか見ていない人にはまず理解できないのではないかと思います)、判決理由で事実に関する弁護側の主張がことごとく退けられているのを見ると、新たな供述が当に全てウソだと言いきれるのだろうか、という疑問は残ります。判決要旨を読んでみても、率直に言って一審と前の控訴審の事実認定をそこまで「揺るぎなく」認めることができるものなのか、にわかには納得しきれない部分はあります。まあ、素人目に要旨を読んだだけではあるのですが。

    光市母子殺害事件の差戻審判決 - good2nd
  • Because It's There光市事件・差戻控訴審:広島高裁平成20年4月22日判決は元少年に死刑判決~広島高裁判決の問題点について検討

    Author:春霞 ・社会問題について、当のところ法律的にどうなのかを検討しています。裁判例の検討もしています。 ・判り易さを心掛けていますが、法律論のレベルをあまり下げていないので、難しいかもしれません。 ・演奏会の評論も少し。 ・過去のエントリーに対して、度々追記しています。 <12月28日付お詫び> 私事の問題がやっとよい方向となり、エントリーを更新する時間を設けることができました。エントリーの更新とともに、コメントへのお返事もしていきたいと思います。 <7月27日付“再びお詫び”> 4月頃から切実になってしまった私事の関係なのですが、再び同様の事態が生じており、コメントへのお返事をする時間がなかなかとれずにおります。エントリーの更新よりも、コメントへのお返事をするべきという気持ちも強いので、大変心苦しく思っております。ただ、郵政選挙がブログを開設した動機であったため、政権交代選挙

  • 自滅した日本 - シートン俗物記

    母子殺害死刑判決 村さん「墓前に報告したい」 22日、広島高裁であった山口県光市母子殺害事件差し戻し控訴審の判決宣告。元少年への極刑に、遺族の村洋さん(32)は「刑を受け入れてほしい」と言った。 判決終了後、村洋さんは広島高裁近くのホテルで記者会見に臨んだ。 カメラのフラッシュがたかれるなか、しばらく目を閉じた後、「判決を下してくださった広島高裁には感謝しております。今回の裁判の裁判所の見解は極めてまっとうだと思うし、正しい判決が下されたと思っています」と涙を浮かべながら話し、「亡くなった2人の墓前に早く報告に行きたい」と語った。 何度も判決を評価した。「素晴らしい判決文でした。私が裁判を通じて疑問に思っていたことを明らかにしてくれた」「遺族全員が希望していた判決」 死刑判決が出るまでに9年の歳月がかかった。村さんは「時間がかかったということはそれだけ判決が重いものであると思う」。

    自滅した日本 - シートン俗物記
    namawakari
    namawakari 2008/04/23
    コメント欄の反応があまりにも予想通りすぎてなんともはや…
  • 本当に死刑でよかったのか - 土曜の夜、牛と吼える。青瓢箪。

    光市事件に、判決がくだった。 産経:【光市母子殺害】被告に死刑宣告 新供述は「不自然、不整合、到底信用できない」 http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080422/trl0804221202010-n1.htm 読売:光市母子殺害、当時18歳の男に死刑判決…広島高裁 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080422-OYT1T00269.htm?from=any 朝日:光母子殺害、元少年に死刑判決 広島高裁差し戻し控訴審 http://www.asahi.com/national/update/0422/OSK200804220010.html?ref=any なぜこの事件は無期懲役ではなかったのだろうか。私が調べた限りでは、殺意があるとするには難があるし、計画性にも疑問符をつける。(計画的に犯行を行お

    本当に死刑でよかったのか - 土曜の夜、牛と吼える。青瓢箪。
  • 判決下る - 妄想日記

    光市母子殺害事件の差し戻し審ですが、死刑判決となりました。 当時18歳に死刑判決=回避する事情なし−光市母子殺害差し戻し審・広島高裁(時事通信) 山口県光市で1999年に起きた母子殺害事件で、殺人と強姦(ごうかん)致死などの罪に問われた当時18歳の元少年(27)の差し戻し控訴審判決公判が22日、広島高裁で開かれ、楢崎康英裁判長は「死刑を回避する事情を見いだすすべもなくなった」と述べ、死刑を言い渡した。 (中略) 村弥生さん=当時(23)=と長女夕夏ちゃん=同(11カ月)=への殺意などを一転否定したことを「虚偽の弁解」と断じ、「元少年は犯した罪の深刻さと向き合うことを放棄し、死刑を免れようと懸命になっているだけだ。反省心を欠いており、極刑はやむを得ない」と述べた。 (中略) 元少年の年齢や精神的な未熟さを犯行の背景とする一方、死刑を回避する事情とまではいえないと指摘。その上で「遺族に対する

    判決下る - 妄想日記
  • 自分のための備忘録

    被告側が上告したとも聞いていたのでなにも書くまい、といったんは思ったのだが、思い直して今日の判決についてメモ書き。 ・殺人事件の認知件数が戦後最低となった(2007年)ことが明らかになった年(2008年)にこの判決が下ったこと。 ・犯行時未成年で逮捕後現在に至るまで身柄を拘束されている被告は、ただの一度も参政権を行使できず、死刑の是非を含むあらゆる争点に関して、選挙を通じて自らの意思を表明する可能性すらもたなかったのに、死刑判決が下ったこと。 ・一審、二審の無期懲役判決に対して被告人は控訴・上告しておらず、それゆえ下級審段階とは主張を変えることを事実上強いたのは控訴・上告した検察および高裁に差し戻した最高裁であるにもかかわらず、下級審段階の主張を覆したことが非であるかのような判決が下ったこと。 Comments