【この方法は、Windows10 HOME(バージョン 1903:OSビルド 18362.592)の環境を前提で話を進めていきます。】 先に、結論から言うと、MGSファイル曲データを実機MSXで聴くためには、以下の物が必要です。 必要ファイル MGSDRV.COM MGSEL.COM MGSF.COM *.MGS(拡張子が「MGS」の曲データいろいろ) MSXDOS.SYS COMMAND.COM 必要アプリ RuMSX 必要機器 3モード対応のUSB接続型3.5インチFDD (又は「3.5インチFDD搭載ノートPC」。これも3モード対応に成っています。) 3.5インチ2DDフロッピーディスク (又は「3.5インチ2HDフロッピーディスク」) FM音源内蔵機種の実機MSX2+(本体に「♪」が印刷されている機種) (又は「FM音源無しの実機MSX2+」と「FMパナアミューズメントカートリッジ
「グルーヴ地獄V」20周年お祝い企画――皆さん,テクノサウンドをBGMに僕達の人生がループした“究極のクソゲー”を振り返るよ 編集部:Junpoco 2018年の成人の日である1月8日。さかのぼること20年前のこの日(1998年1月8日),とある“クソゲー”が産声をあげた――。 そのゲームの名は「グルーヴ地獄V」。テクノバンド「電気グルーヴ」がプロデュースし,“クソゲー”をコンセプトとした独特な世界観やゲーム性で,当時の音楽ファンやゲームファン,そして変わりモノ好きな若者達に大きなインパクトを与えたPlayStation用ミニゲーム集&ミュージックエディタだ。 多くの音楽CDやゲームタイトルがミリオンセールスを記録する一方,多種多様なサブカルチャーやカウンターカルチャーが生まれた90年代。そんな時代に突如誕生した本作は,ゲームという枠を超えて異彩を放っていた。筆者は当時ティーンエイジャーだ
music 日本のゲームミュージックの歴史を紐解く画期的なコンピレーション・アルバム『Diggin’ In The Carts』がHyperdubからリリースへ 80年代後期から90年代中期にかけて、日本のゲームミュージックが生んだ貴重かつ革命的な楽曲ばかりを集めたコンピレーション・アルバム『Diggin’ In The Carts』が、UKのレーベルHyperdubからリリースされる。 34曲もの楽曲を収録した本作は、レッドブル・ミュージック・アカデミーによるドキュメンタリー映像シリーズ『ディギン・イン・ザ・カーツ』が発端となり、エレクトロニック・ミュージックの発展を語る上で、欠かすことのできない日本のゲームミュージックが、如何に世界に影響を与えたかを紐解き、その歴史を探る内容となっている。 同ドキュメンタリー映像シリーズで監督を務めたニック・デュワイヤーとHyperdub主宰のKode
【Jerry Chu】日本のゲーム音楽は配信サービスに乗り遅れている ライター:Jerry Chu Jerry Chu / 香港出身,現在は“とあるゲーム会社”の新人プログラマー Jerry Chu「ゲームを知る掘る語る」Twitter:@akemi_cyan 日本のゲーム音楽は配信サービスに乗り遅れている イラスト提供:いらすとや ゲームが好きなら,いずれゲーム音楽も好きになってくる。 筆者は小中高生のとき,「平日はゲームをしてはダメ」という家庭内ルールが課せられていた。もちろん,筆者を勉強に専念させるためだ。平日はゲーム音楽を聴いたり,ゲーム音楽を脳内で再生したりして歯痒さを凌いだ。 「ソニックアドベンチャー2」の冒頭,軽快なポップスを聴きながら街を走り抜けたときの疾走感は忘れられない。「悪魔城ドラキュラ」シリーズはまさに名曲揃いで,ただゲーム音楽を聴きたい一心でプレイし続けた。「ヴ
そんなマニアックそうな音楽が……と思うかもしれないが、既にチップチューンは音楽ジャンルとして確立したものだ。例えば、今やゲームサントラにおいてもチップチューンアレンジは人気を博している。さらにはJ-POPやクラブのシーンでも頭角を現してきた。そう、今やチップチューンは若い人には新しく、そしてファミコン世代の人には懐かしく映る音楽として、幅広い世代で親しまれ始めているのだ。 しかし、このチップチューンが一体何かを本気で定義しようとすると、なかなか大変だ。この存在を知っている人でも、実は「ファミコンの様な音楽」という言葉以外で説明できることは少ない。 『チップチューンのすべて All About Chiptune: ゲーム機から生まれた新しい音楽』(誠文堂新光社・2017) (画像はAmazonより) そこで今回、電ファミニコゲーマー編集部は、ゲーム音楽史/ゲーム史の研究家であるhally氏に
【この連載は…】ゲーム機の内蔵音源チップから誕生した音楽ジャンル「チップチューン(Chiptune)」。その歴史を紐解く待望の書籍『チップチューンのすべて』(2017年5月発売予定)の一部を、全10回にわたってお届けします。 「目次」はこちら ■チップチューンの定義 「ファミコンやゲームボーイの音楽。あるいは、それら風の音楽」 誰にでも分かるように「チップチューンとは何か」を説明するとしたら、まずはこんな表現になるだろう。あの安っぽくて懐かしい1980~90年代初頭のゲーム音楽から、テイストをそのまま持ってきた、あるいは主要素としてとり入れた音楽のことである。そういった音楽が、現在ではゲームのBGMという枠を超え、より幅広い表現の場で作られ、聴かれるようになっている。レトロゲーム機(風)の音楽なのに、ゲーム音楽ではない──という不思議なものを形容するための言葉。それが「チップチューン」なの
思い出の中にしかいない人、それも面識があったわけではなく、 その「作品」を通じて知っているだけという人がいて、2年ほど前、私は彼の訃報を聞いた。 彼の名前は「みらゐ」。ゲームミュージックの作曲家で知られ、同人音楽やバンド活動でもその名を馳せた人だ。 ただ、私のよく知る彼の名前は「みそねこ」で、中学生だった私にとってのヒーローだった。 20年ほど前、MSXというパソコンを買ってもらった私がプログラマとしての一歩を刻んだ頃、 「みそねこ」はMSX・FANというパソコン雑誌の音楽投稿コーナー「FM音楽館」にいた。 かつて音楽はプログラムだった その当時のコンピューター・ミュージックというものについて少し説明が必要だろう。 DAWはおろか、DTMソフトも一般的でなかった頃、コンピューターで「音楽」を作るということは、「プログラム」を組む、ということだった。 多分、何を言ってるのかわからないだろうか
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