【台北時事】「悲情城市」など台湾映画の巨匠として世界的に知られる侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督(76)が引退したことが分かった。 家族が25日、台湾メディアへの声明で明らかにした。 声明によると、侯氏は以前にアルツハイマー病と診断されていた。その後も意欲的に次回作の準備を続けたが、新型コロナウイルスに感染した後遺症の影響などで制作が難しくなったという。家族は声明で「現在は完全に家庭生活に戻り、心身の状態は安定している」と説明した。
(台北 20日 中央社)国立故宮博物院南部院区(嘉義県、南院)での展示中に破損した江戸時代の伊万里焼「染付柳鳥文皿」について、皿を貸し出した大阪市立東洋陶磁美術館の小林仁主任学芸員は19日、南院で状態を確認し、皿の胎土自体の脆弱さに起因して割れたとの見方を示した。人為的あるいは自然災害が原因ではないとしている。 皿は3つに割れていた。小林氏によれば、中心部分から亀裂が入った後に下半分が前方に滑り、上半分が前方に倒れたため、下半分が2つに割れたという。 修復は故宮が行い、かかる費用も全額負担する。小林氏は、故宮の専門性を信頼していると述べた。 南院は18日朝、皿の破損を発見し、即座に東洋陶磁美術館に連絡。割れた皿は2015年12月から始まった「出帆万里—日本伊万里磁器特別展」の展示品として南院に貸し出しされていた。 同展の開催期間は当初、2018年12月28日までとなっていたが、両館による話
台湾南部にある「故宮博物院」の分院で、日本の国宝などの美術品による海外では最大規模の特別展が始まりました。 特別展では東京国立博物館と九州国立博物館が所蔵する、絵画や仏教彫刻など、合わせて151点が展示され、このうち、国宝や重要文化財が60点余りに上ります。 安土桃山時代の絵師、狩野永徳の晩年の傑作とされる「檜図屏風」は、大きなひのきの枝をふりかざすような迫力のある構図が特徴です。 江戸時代を代表する画家、尾形光琳の「八橋蒔絵螺鈿硯箱」は黒の漆が塗られた箱の表面に、カキツバタなどをデザインした情景が、金粉などを使って豪華に表現されています。 特別展は、おととし、故宮博物院の宝物の特別展が日本で初めて開かれたことへの感謝の気持ちを表そうと開かれ、日本の国宝などの海外での展覧会としてはこれまでで最大規模だということです。 東京国立博物館の銭谷眞美館長は「日本美術が持つ多様性や豊かさを実感しても
「台北故宮博物院 神品至宝」展(朝日新聞社など主催)が24日開幕するのに先立ち、東京・上野の東京国立博物館で23日午後、開会式があった。 主催者を代表し、東京国立博物館の銭谷真美館長が「厳選された門外不出の名品を紹介できるのは深い喜び。中華文明のすばらしさを堪能してもらいたい」とあいさつ。来日した台北故宮博物院の馮明珠院長は「いかに日本のみなさんに感動してもらうか選ぶのは大変だったが、ひとつひとつが神品至宝だ。文化交流の促進にもつながる」と語った。テープカットのあと内覧会があった。 台北故宮は中華文明の粋を集めた世界有数の博物館。人気が高い「翠玉(すいぎょく)白菜」(7月7日まで)をはじめ書画や工芸品などえりすぐりの逸品186件が並ぶ。9月15日までの東京展終了後、一部展示替えをして九州国立博物館(福岡県)に巡回する。(編集委員・中村俊介) ◇ 東京国立博物館の銭谷真美館長は23日
6月24日から東京国立博物館で開催される特別展「台北 國立故宮博物院-神品至宝-」 で、告知宣伝素材の一部から「國立」の文字が抜けていたことで台湾側が猛抗議しているとのこと。現時点での報道その他まとめ。東博の会見内容などわかった段階で一時非公開にするかもしれません。
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