「サルたちの狂宴」を読みました。正直何故原著をもっと早い時期に読んでおかなかったのだろうかと後悔しました。。 リーマンショック時にゴールドマンサックスに勤めていたクオンツの著者が、広告系のスタートアップに転職して、自分でスタートアップを立ち上げ、そしてFacebookで広告プロダクトのプロダクトマネージャーになって、最後には退職するというお話です。 今やFacebookはアドテク業界においてもトップを走る会社といっても過言ではない状態です。しかし、2012-2013年ではそんな片鱗すら見せる気配がなく、広告によるマネタイズについてよく理解してない人たちがカオスな状況を意味不明な実行力とともに作り出しているという状況が本書では詳細に説明されています。 そしてそんな状態からどのように広告による収益を確立させていったかという流れも(完全ではなく、また著者が直接的に関わっていないにしろ)描かれてい