動物が地球の磁場を感知する仕組みは、今なお謎に包まれている。今回、渡り鳥のヨーロッパコマドリの網膜に存在する クリプトクロムタンパク質のErCRY4に、探し求められてきた磁気センサーとしての物理的特性が見いだされた。 ヨーロッパコマドリ(Erithacus rubecula)。 Credit: MikeLane45/iStock/Getty 感覚生物学における最大の謎は、磁気受容であると言っても過言ではない。動物は一体どのようにして地球の磁場を感知し、それをコンパスとして用いて空間定位を行うのか。鳥類をはじめ、爬虫類や魚類、甲殻類、昆虫類など、実にさまざまな動物が磁場を頼りに短距離および長距離のナビゲーションを行っているが1、磁場の方向を感知する生体組織の正体や、こうしたナビゲーションを支える感知機構はいまだ謎に包まれている。渡り鳥では、網膜に存在する光受容タンパク質のクリプトクロムが、磁
そのうち40基が、打ち上げ時に太陽の表面で起きる大爆発、すなわち「太陽フレア」が地球上に引き起こした「磁気嵐」の影響を受けて大気圏に再突入・損失する事態が発生した。 地球は大きな磁石のような性質がある。 宇宙空間で地球の磁場が及ぶ範囲のことを地球磁気圏といい、太陽や宇宙空間からやって来るプラズマを防ぐバリアの役割をしている。 しかし、強い磁気を帯びた「太陽風」に地球の磁気バリアが何時間もさらされると「磁気嵐」が発生する。 太陽風や磁気嵐は、人工衛星のコンピューターに影響を与え、通信障害などの原因になる。また、地上でも送電施設に影響を与える。 過去には大停電を起こすなど、太陽フレアが地球に様々な影響を及ぼしている。 2012年5月17日、京都大学の研究グループは、人工衛星を使って銀河系の中にある太陽と温度や大きさがほぼ同じ8万個の星について、光の強さを3か月観測した。 その結果、太陽フレアと
22日に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が開いた「教会改革」についての記者会見で姿を見せたのが、教会改革推進本部長の勅使河原秀行氏だ。 勅使河原氏といえば、1992年に韓国・ソウルで行われた旧統一教会の合同結婚式で、元新体操日本代表の山崎浩子氏(62)の婚約相手としてマッチングされた人物。同年7月には2ショット会見を開き、京大卒の証券マンだった勅使河原氏は“テッシー”と呼ばれるなど、知名度は急上昇した。 だがその後、山崎氏が失踪、教団を脱会したことで、入籍に至らなかった“悲劇の人物”として知られている。 「家庭連合は2009年以降、霊感商法は1件もない」 「霊感商法が今でも行われているかのような報道、左翼弁護士が日本国民の皆様ををミスリードしてる」 福本修也弁護士とともに姿を表した勅使河原氏は会見で、旧統一教会の矛盾について鋭く追求するTBS系「報道特集」の金平茂紀キャスターなど報道陣に
2030年頃から地球はミニ氷河期に突入する――。 英ウェールズで2015年7月9日に開かれた王立天文学会で英国の研究者が驚くべき発表をした。今後15年ほどで太陽の活動が60%も減衰するというのだ。英テレグラフ紙を含めたメディアは「ミニ氷河期に突入」というタイトルで記事を打った。 氷河期と言えば、一般的には地球が長期間にわたって氷に閉ざされるイメージがある。海や運河が氷床に被われて、人間や動物の生活に大きな支障をきたす印象がある。 研究発表をしたのは英ノーザンブリアン大学のヴァレンティナ・ジャルコヴァ教授。太陽の内部にある磁場の変化によってミニ氷河期が訪れる可能性を示唆した。 同教授によれば、太陽内に2つの異なる磁気波があることを発見。2波は周波数が異なるが、両波ともに11年周期で変化するという。ジャルコヴァ教授は両波を基に太陽活動の動きを探る新しいモデルを確立した。精度は97%だという。
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