インドの首都ニューデリー(New Delhi)の民家の裏庭に現れた猿(2014年8月5日撮影、資料写真)。(c)AFP/SAJJAD HUSSAIN 【9月3日 AFP】インド北部シムラ(Shimla)で1日、建物の屋根から猿が紙幣をばらまき、人々が現金を拾い求めようと殺到する出来事があった。目撃者が2日、AFPに語った。 現地紙アマール・ウジャラ(Amar Ujala)によると、猿は食べ物を求めて建設現場に侵入したが何も見つけられず、代わりに建設業者が作業員への給料として用意していた1万ルピー(約1万7000円)分の紙幣を持って逃走したという。 住民のアショク・クマールさんはAFPに「近所の寺院からの帰り道、人が集まって空から降ってくる紙幣を見上げている場面に出くわした。木の上から猿がまいていた。自分も皆に加わって、100ルピー(約170円)紙幣を2枚拾ったよ」と語った。 建設現場の作業