先日、world scientific社から出版される数学の国際メジャージャーナル『Journal of Topology and Analysis』で、ZOZO研究所渡邊(わたなべ)の論文が、ベスト論文に選ばれました! 今回は以下4つの論文が選ばれました。 ・ Amenable groups and smooth topology of 4-manifolds Michael Freedman, Larry Guth, Emmy Murphy ・ Intersection numbers in the curve complex via subsurface projections Yohsuke Watanabe ・ Volumes of balls in Riemannian manifolds and Uryson width Larry Guth ・ The Farrell-Jo
正露丸が寄生虫アニサキスを殺す:世界初の特効薬なるか? オリジナル論文のタイトル:木クレオソートを含む市販薬(正露丸)がアニサキス幼虫を殺す アニサキス幼虫は、... 23,910ビュー | 投稿者: 松岡達臣 | カテゴリ: 著者解説 論文リバイス時のResponse Letterを書くときに重要なポイントまとめ 計算生物学のジャーナルPloS Computational Biologyには10 Simple Rules... 17,872ビュー | 投稿者: Jo Nakashima | カテゴリ: ナレッジ 空中で指を動かすと文字を思い出せる謎:空書行動の実験心理学的検討 【一言で言うと】 空書しているときには,動かしている指を見ていないと意味がないよ。 【... 12,225ビュー | 投稿者: itaguchi y | カテゴリ: 著者解説 統合失調症傾向は,自己運動ではなく他者
数学の勉強はとにかく進まない 最近仕事のために数学の論文を真面目に読む機会がありました。 私は面倒くさがりなので、論文や教科書を読んでいても、仕事に必要な部分だけを抜き出して、証明など知らなくても困らなさそうな部分は大抵スキップするのですが、今回は必要に駆られて全部を真面目に読む必要がありました。 数学の教科書や論文を真面目に読むと、1ページどころか1行進むのに数日かかったりします。 その1行を理解するために他の論文をゼロから読む必要があったりするからです。 そのような過程を久々に経験する中で、数学がまったく理解できなかったの頃を思い出しました。 以前文系少年がアメリカ理系大学院でPh.Dをとりシリコンバレーのプログラマになったきっかけという記事にも書いたように、20歳頃まで数学がさっぱりわかりませんでした。 私はどうやら大抵の人よりも記憶力がよいようで、英語の単語を覚えたり、歴史や地理の
AI研究を続けるうちに、 子どもの読解力が気になりはじめた新井さん。 その出発点は、お母さんの数学教室にありました。 ずーっと一本道 早野 大学で法律を学んだあと、 アメリカで数学基礎論を学んだ新井さんが、 いまは、国立情報学研究所におられます。 どういう経緯だったんですか? 新井 私自分は、『ヘンタイよいこ新聞』を愛読していた 高校生の頃から今まで何も変わっていないんですよ。 ずーっと一本道で来たつもりなんです。 自分ではブレていないつもりなんですけど、 そのときどきで「これは法学部です」とか 「数学です」とか言われる。 でも私は法学と数学基礎論って 同じだと思っているんです。 「言葉のことだよね」って。 そして、 言葉には社会に与える影響があると思っているんです。 糸井 いやあ、そうですね。 新井 社会に与える影響の責任を考えるのは、 法学部でも数学基礎論も一緒だと思ったから、 より厳
「読み書きそろばん」と言うように、昔から数学は学校で教育されてきました。しかし、学校で習う数学は数学の分野のほんの一部分でしかありません。その幅広い分野を一枚の図にまとめたものが公開されています。 Science Infographics Breakdown STEM Subjects as Visual Maps https://mymodernmet.com/science-infographics-dominic-walliman/ The Map of Mathematics - YouTube 私たちは学校で数学を学びますが、それは数学のほんの一部分でしかありません。数学の分野は非常に多様なものです。 数学は最初「ものを数える」ところから始まりました。そして長さを測るようになり、紀元前3000年にはエジプトで方程式が誕生。その後も負の数やゼロなどの発明が続きます。 現在の数学は「
永井 保成/早稲田大学理工学術院教授 2018.2.26 数学の研究に関することが報道にのることはほとんどない中で、近年ABC予想にまつわる話題が新聞紙面に掲載されるなどしたことは記憶に新しい。2012年に望月氏のプレプリント(暫定版の論文)が出て以来、その正しさを確かめる査読に5年もの月日が費やされてきたことは、確かに数学者業界の標準から見ても普通のことではなく、また、漏れ聞こえてくるところ、大部な論文で構築された新理論構想の壮大さなど、破格なことづくめであることは確かだと思う。しかし、筆者はその筋の専門ではないので、残念ながらその程度の感想以上にこの件について特に何か述べる見識を持たない。 しかし、気になるのは、この件にまつわる新聞報道などの書かれ方である。ABC予想がどれほどの難問であるのか、望月氏の論文がいかに難解であるのか、また、望月氏がいかに天才数学者らしい経歴やエピソードの持
わたしはあまり勉強がすきではなかった。と、最近までそう思い込んでいた。 小学生や中学生のとき、勉強は「答えを出すもの」だった。答えを出すために知識を得て、暗記して、必要な時に使えるように勉強していると思っていた。もともとある情報や方法を、自分の中に入れることだと思っていた。 基本的なベース作りの段階ではただ入れることも必要だけれど、大人になって知ったのは、勉強は、自分が知りたい、わかりたい、できるようになりたい、ということを引き出すのがスタートで、自分の中に知識を入れる→必要な時に使う という順番ではないってこと。(早く言ってよ案件) 子どもの頃から、わたしの「わかりたい、知りたい」という気持ちはとても大きかったけれど、それがいいことだと思える経験がなかった。「なんで?どうして?とうるさい、しつこい」「子どもらしくない」と言われてきたので、たとえば図書館で心理学や哲学のコーナーにいるときに
犬がうんち前にくるくる回るしぐさ 犬を散歩させていて、うんちをする様子を見せた時、くるくると忙しなく回ってなかなかポジションが決められなさそうな姿を見せる......というのは、飼い主にとっては見慣れた光景かもしれない。あの姿が実は、方角を探している姿だった、とはご存知だっただろうか。 地磁気(地球により生じる磁場)と動物の生態について研究しているチェコ生命科学大学とドイツのデュースブルク・エッセン大学の研究者からなるチームによると、牛やノロジカ、アカジカ、アカギツネなど複数の哺乳類には、磁場を感じる能力が備わっている。犬も帰巣本能が高いことからして、磁場を感じ取る能力があるだろうと考え、研究チームは犬の行動と磁場の関係についても研究を始めた。 犬のさまざまな行動(休んでいるとき、餌を食べているとき、用を足しているとき)を観察していたのだが、犬が「用を足す時」が、時間や場所にかかわりなく多
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