https://www.shinchosha.co.jp/book/603735/ 細馬宏通『ミッキーはなぜ口笛を吹くのか アニメーションの表現史』(新潮社 2013年10月25日刊)を送っていただいていたのだが、ちょっと忙しかったので、ようやく読んだ。 いやあああ、これはすっごく面白い本です。オススメです。とくに、映画史、アニメ史、あるいはマンガについても研究的な興味のある向きは、ぜひとも読んでおいてほしい。 本書は、アニメーション映画の前史と初期から1950年代までの米アニメーションの歴史を、アニメーションを成立させたいろんな要素、映像技術のみならず前提となったボードビルショーとの関連、描かれる絵とアニメーションとの成立過程、音と映画が出会う頃の音楽、声とアニメーションの意外なほど深い関係などを論じてゆき、最後には現在の日本アニメと米アニメーションとの差異に関する仮説にいたる、興味のつ
「将来、MIT(マサチューセッツ工科大学)などで、『野生の研究者』がアメリカンエリート相手に熱弁を振るう、とか楽しそうでしょう」と語る江渡浩一郎氏 今年4月、4人の昆虫学者が幕張に集合し、アフリカのバッタやアリの巣の生態系について熱いプレゼンを発表、それを数千から数万もの人がニコニコ動画を通じて視聴した。ムシなんていう地味なネタなのに! このプレゼンが行なわれた「ニコニコ学会β(ベータ)シンポジウム」、そしてそれを主催した「ニコニコ学会β」とはなんだろうか。著書『進化するアカデミア 「ユーザー参加型研究」が連れてくる未来』でその活動について語る、発起人にして実行委員長の江渡浩一郎氏に聞いた。 ―ニコニコ動画では、素人がプロ顔負けのコンテンツを発表しています。そんな「ユーザー参加型コンテンツ」にならって、「ユーザー参加型研究」と呼んでますね。 「一般の人がネットで情報発信するようになって、さ
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ポイント 抱っこして歩くと赤ちゃんの泣く量や心拍数が顕著に低下 哺乳類の仔がおとなしくなり運ばれる「輸送反応」には触覚、固有感覚と小脳皮質が必要 子は輸送反応により親の育児に協力 要旨 理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、哺乳類の子どもが親に運ばれる際にリラックスする「輸送反応」の仕組みの一端を、ヒトとマウスを用いて科学的に証明しました。これは、理研脳科学総合研究センター(利根川進センター長)黒田親和性社会行動研究ユニットのジャンルカ エスポジート(Gianluca Esposito)国際特別研究員と吉田さちね研究員、黒田公美ユニットリーダーらと、精神疾患動態研究チーム、トレント大学、麻布大学、埼玉県立小児医療センター、国立精神・神経医療センター、順天堂大学による共同研究グループの成果です。 私たちは、母親が赤ちゃんを抱っこして歩くと泣き止んで眠りやすいことを、経験的に知っています。同
ゲリラ豪雨をもたらす積乱雲の観測について、日本の水準は他国と比べて進んでいる。雨粒の検出に適したXバンドのMPレーダでネットワークを組み、首都圏のゲリラ豪雨を研究するという発想自体が、斬新で国際学会でも驚かれるとか。 「私が発表する場所はアメリカとヨーロッパのレーダ気象学会なんですが、X-NETという、Xバンドのマルチパラメータレーダのネットワークを首都圏で組んでいるというのはインパクトが強いですね。人口の密集地域にこういう密なマルチパラメータレーダ網があるというのは、世界的にも珍しいんです。このネットワークは2006年ぐらいから始めてますので、世界で一番早く都市域を対象にした研究をしていると言えます。さらに、これに加えて、現業用に国交省が同じタイプのレーダを全国展開していますから、都市を対象とした観測では我が国は相当、先を行っています」
どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の食事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点で食の課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 ● 継続は力なり 私は独立行政法人農業環境技術研究所(農環研)の評議員を2004年から務めています。当時はダイオキシン研究が注目されており、農環研はイネが土壌中のダイオキシンをほとんど吸収しないことを明らかにしました。その後は、気候変動の農業への影響研究等で、なかなかに見事な成果をあげています。 毎年1回評議会に出て説明を聞き意見を述べるのですが、多くの研究テーマが社会の動向に応じて少しずつ変わって行く中で一貫して変わらないのが、インベントリー研究。その中でも特に変化がなかったのが放射能モニタリングとその関連研究でした。 評議
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