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冥王星に関するyukkie2071のブックマーク (8)

  • 冥王星の「踊る」衛星を発見、ハッブル望遠鏡

    冥王星の衛星ニクスの4年間の運動を2分のアニメーションにしたもの。自転が予測不可能な変化をしていることがわかる。(Video: NASA; ESA; M. Showalter, SETI Institute; G. Bacon, STScI) NASAのニューホライズンズ探査機が冥王星に最接近する7月14日まであと数週間。ハッブル宇宙望遠鏡による冥王星の観測データから、冥王星の衛星のうちニクス、ヒドラ、ケルベロス、ステュクスの4つが予測不能な奇妙な動きをしていることが明らかになり、6月4日付け『ネイチャー』誌に発表された。 「ニューホライズンズはすばらしく魅力的な系に入ろうとしているのです」と、論文を執筆した米SETI研究所のマーク・ショーウォルター氏は言う。 不規則にごろごろ転がっていた ショーウォルター氏はハッブル宇宙望遠鏡の膨大な量の画像を調べ、冥王星の小さな衛星の中では比較的大きい

    冥王星の「踊る」衛星を発見、ハッブル望遠鏡
  • 冥王星“接近通過”をめぐる10の疑問に答える

    7月14日に撮影された冥王星の表面。富士山級(約3500メートル)の氷の山が見つかった。(Photograph by NASA-JHUAPL-SwRI ) 2006年に打ち上げられたNASAの探査機「ニューホライズンズ」は、翌年には木星の軌道を通過し、その後は1日160万キロ近いスピードで飛び続けている。この史上最速の探査機でさえ、約50億キロ離れた冥王星に達するには9年半の歳月を要した。(参考記事:「はじめての冥王星」) 時速4万8000キロ超の速さで進む探査機が冥王星のそばを通過するのにかかった時間は、たったの3分だ。それでも冥王星から遠く離れる前に、探査機は何百項目もの調査を行う。最初の高解像度画像はフライバイ(接近通過)の翌日に送信され、その後は16カ月間かけて徐々にデータが地球に送られてくる。 今回の冥王星接近通過に関する10の疑問を、宇宙ライターのナディア・ドレイク氏に聞いてみ

    冥王星“接近通過”をめぐる10の疑問に答える
  • ここまで鮮明に! 冥王星の写真の変遷を見てみよう

    ハッブル宇宙望遠鏡による初めての冥王星写真 1994年、冥王星とその衛星カロン(右)を撮影したものとしては当時最も鮮明な写真だった。ハッブル宇宙望遠鏡の微光天体カメラによる画像で、2つの天体がはっきりと写っているが、その他はほぼ何も見えない。(PHOTOGRAPH BY DR. R. ALBRECHT, ESA/ESO SPACE TELESCOPE EUROPEAN COORDINATING FACILITY; NASA) NASAの探査機「ニューホライズンズ」は、日時間の7月14日午後9時ごろ冥王星へ最接近した。それから数時間に渡って、探査機は旋回しながら7台の機械をフル回転させ、冥王星と5つの謎多き衛星の観測を行った。 1930年にクライド・トンボー氏が初めて発見した当時の冥王星は、おびただしい数の星々にまぎれて小さく光るひとつの点だったのが、技術の進歩により、画像は次第に鮮明なも

    ここまで鮮明に! 冥王星の写真の変遷を見てみよう
  • 冥王星の衛星カロンに謎の黒い領域

    冥王星の最大の衛星カロンの極地方の暗さとひび割れた表面は、ニューホライズンズの研究チームを驚かせた。(PHOTOGRAPH BY NASA-JHUAPL-SWRI) NASAの探査機「ニューホライズンズ」が冥王星に最接近した際に撮影した画像の一部が公開された。 冥王星の赤道付近を撮影した画像からは、まだ地質活動があるように見える地表と、高さ3500mほどの氷の山々が見てとれる。この氷は、メタンや窒素ではなく水が凍ったものだ。冥王星の5つの衛星についても、ひときわ大きい衛星カロンの詳細な画像と、小さな衛星ヒドラの最初の画像が公開された。一連の写真は、氷の天体に関するこれまでの理解に早くも疑問を投げかけている。「冥王星系のすばらしさに驚嘆しました」と、ニューホライズンズの主任研究者アラン・スターン氏は語る。 7月14日、ニューホライズンズは冥王星系を猛スピードでフライバイ(接近通過)し、最接近

    冥王星の衛星カロンに謎の黒い領域
  • 冥王星画像:いびつな形の衛星、一酸化炭素の氷

    冥王星の衛星ニクス(左)とヒドラ(右)の新たな画像も届いた。いずれもいびつな形をしている。(Photograph by NASA/JHUAPL/SWRI) 「いまでもまだ、ときおり自分に『深呼吸をしろ』と言い聞かせているような状態。冥王星の風景には、ただひたすら驚かされています」と、米NASAエイムズ研究センターのジェフ・ムーア氏は語る。 9年半、50億キロにわたる旅の末に、無人探査機ニューホライズンズは冥王星系を通過した。冥王星のそばを時速4万8000キロ超のスピードで通りすぎるほんの一瞬の間に、探査機は大急ぎで数多くのデータを収集した。現在は、そのデータを16カ月かけて地球に送っている最中だ。(参考記事:「冥王星“接近通過”をめぐる10の疑問に答える」) トンボー領域と呼ばれるハート形の地形の左側に、一酸化炭素の氷を検出した。緑の部分の中心に向かってその量は増えている。「正体について詳

    冥王星画像:いびつな形の衛星、一酸化炭素の氷
  • 冥王星に信じがたい5つの新事実発覚

    冥王星の山々や氷の平原や谷が日没の光にほのかに輝き、かすんだ空も光を放っている。(PHOTOGRAPH BY NASA/JHUAPL/SWRI) 冥王星はきわめて小さな天体だが、流れる氷河、興味深いくぼみのある領域、かすんだ空、多くの色を持つ風景など、信じられないほど多様な特徴が見られる。溶岩ではなく氷を噴き出す「氷の火山」や氷に浮かぶ山々があり、さらに衛星は予想もつかない動きをしているようだ。(参考記事:「冥王星“接近通過”をめぐる10の疑問に答える」) 2015年7月に冥王星へのフライバイを成功させたNASAの探査機「ニューホライズンズ」の科学者チームは、11月9日、米国天文学会惑星科学部会の年次総会で新たな観測結果を発表した。観測データが示す冥王星は、事前の予想とは全く異なる天体だった。(参考記事:「冥王星の三つの事前想像図」) ニューホライズンズの主任研究者であるアラン・スターン氏

    冥王星に信じがたい5つの新事実発覚
  • 巨大惑星、惑星系からはじき飛ばされた

    惑星系の外縁部に追いやられた太陽系外惑星は、やがて主星から離れて銀河をさまよう浮遊惑星になるかもしれない。(ILLUSTRATION BY NASA/JPL) 米国ハワイで開催されたエクストリーム・ソーラーシステムズIII(Extreme Solar Systems III)という学会で12月2日に発表された研究によると、地球から約300光年の彼方にある惑星系の巨大惑星HD 106906bは、他の天体との重力相互作用により外縁部にはじき出されたものであることが明らかになった。現在、主星からHD 106906bまでの距離は、太陽から地球までの距離の650倍もあるという(参考記事:「“孤児惑星”、130光年先で発見」)。 これは、太陽から冥王星までの距離の16倍以上だ。 恒星からこんな遠くにいった理由 HD 106906bは最初からこんな寂しい場所にあったわけではなく、主星にもっと近い場所で形

    巨大惑星、惑星系からはじき飛ばされた
  • 今週の宇宙画像:冥王星の光化学スモッグほか

    背後から太陽に照らされて、冥王星の大気が青く光っている。NASAの宇宙探査機ニューホライズンズから送られてきた高解像度画像だ。 層をなす青い帯は、太陽の光を浴びたメタンや窒素などが反応してできた光化学スモッグだと考えられている。スモッグにはさまざまな種類の分子が含まれ、分子が集まってマイクロメートルレベルの大きさの粒子となり、それが太陽の光を散乱して鮮やかな青色のもやのように見える。(参考記事:「ここまで鮮明に! 冥王星の写真の変遷を見てみよう」) もやの粒子は複雑な層を構成し、なかには水平方向に数百キロメートルまで広がるものもある。層の厚さは全体で200キロメートル以上だ。

    今週の宇宙画像:冥王星の光化学スモッグほか
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