今まちづくりで注目されている地域があります。徳島県神山町です。人口わずか6019人(9月1日現在)、高齢化率は46%(2010年)を超える同町には、今"二つの異変"が起こっているそうです。一つ目は、1955年の合併後から減り続けていた社会動態人口が初めて12人の増加となったこと。 もう一つは、名刺管理サービスを提供するsansan株式会社を皮切りに、IT企業など10社がサテライトオフィスを設置したことです。なぜ、過疎化が進んだ地域にこれほどの変化が起きたのでしょうか?調べてみると、神山町で中心的に活躍しているNPO法人グリーンバレーの存在を知りました。グリーンバレーは移住支援や空き家の再生、芸術家の滞在支援などを行っているNPO法人です。