経済を良くするって、どうすれば

経済政策と社会保障を考えるコラム


 *人は死せるがゆえに不合理、これを癒すは連帯の志

10/22の日経

2014年10月22日 | 今日の日経
 販売関係の指標の評価は、日経のとおり「足取り重く」で良いと思うが、少し補っておくと、コンビニの既存店前年比は、4~9月は、-2.1、-0.8、-1.9、-0.7、-2.4、-1.3%と来ていて、9月は前月よりはマシ。同じくスーパーは、4~9月が-5.4、-2.1、-2.8、-2.1、-0.1、-1.0%だったので、前月よりも悪化した。9月の百貨店は、前年比-0.7%だが、日経の別記事にあるように、季節調整値では2か月連続の改善だったようだ。

 月例経済では、雇用を根拠に「回復」を維持したが、雇用というのは、言わずと知れた遅行指標だから、政府は「回復」の認識を景気が完全に崩れるまでは維持するという意思表示なのだろう。政府に限らず、消費低迷による在庫急増を目の前にしても、消費税のせいではないとする有識者もいる。鶏のむね肉へと生活レベルを落とした国民にとっては自明なことでもね。

(今日の日経)
 イオンがドラッグ首位に。配偶者手当の見直しはまず公務員。スーパー1%減に悪化、9月消費足取り重く。中国GDP7.3%増に減速、不動産不振。10月月例、雇用堅く「回復」保つ。むね肉が増税割安感から好調。経済教室・準公的年金・磯村元史。
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