オウム中川死刑囚

「毒性学の権威」と面会重ね…背景は?

教団施設でガスマスクをかぶり毒ガス検知用のカナリアの鳥かごを準備する警視庁捜査員=山梨県で1995年3月31日
教団施設でガスマスクをかぶり毒ガス検知用のカナリアの鳥かごを準備する警視庁捜査員=山梨県で1995年3月31日

 米国の化学者、アンソニー・トゥー(台湾名・杜祖健)コロラド州立大名誉教授(86)がオウム真理教元幹部の中川智正死刑囚(54)と東京拘置所で5年以上にわたって、面会を重ねている。「毒性学の権威」と「テロリストとなった元医師」。住む地も年齢も離れた奇妙な組み合わせである。彼らを結びつけるものは何か。偶然の出会いを追った。【岸達也/統合デジタル取材センター】

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