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全国高校野球2024 夏の甲子園

第106回全国高校野球選手権大会は8月7日開幕

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盗撮懸念でチアリーダーなしも 自衛するアルプス席 夏の甲子園

チアリーダーなどへの盗撮を防止するために内野席近くで撮影禁止の看板を掲げる神村学園の関係者(左)=兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2024年8月10日、林大樹撮影
チアリーダーなどへの盗撮を防止するために内野席近くで撮影禁止の看板を掲げる神村学園の関係者(左)=兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2024年8月10日、林大樹撮影

 甲子園のアルプススタンドで応援するチアリーダーの盗撮被害が近年、問題となっている。開催中の第106回全国高校野球選手権大会でも、各出場校がさまざまな対策をしている。中には盗撮が一因でチアリーダーを設けない学校もある。

「被害を出さないように」

 大会第3日(9日)の第1試合。初出場で勝利した新潟産大付の三塁側アルプス席には在校生や卒業生、野球部OBらが集まり、熱のこもった応援が繰り広げられた。だが、その中にチアリーダーの姿はなかった。

 新潟産大付は元々、チアリーディング部がないという。新潟大会では8人の吹奏楽部員の演奏が応援を盛り上げた。

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