独創的で革新的なものを生み出すためには、枠の外(アウトサイドボックス)で考えなくてはならないというのが従来の常識。しかし『インサイドボックス 究極の創造的思考法』(ジェイコブ・ゴールデンバーグ、ドリュー・ボイド著、池村千秋訳、文藝春秋)の著者は、この考え方に真っ向から反論しています。 私たちの考えはその正反対だ。イノベーションの数を増やし、その質とスピードを高めるためには、一定のヒナ型にのっとって、勝手知った世界の内側で──つまり枠の外ではなく<枠の中(インサイドボックス)>、すなわち制約の中で──考えるべきだと、私たちは思っている。(15ページより) そしてインサイドボックスでのイノベーションにとって重要なのは、次に紹介する5つのテクニックなのだとか。それぞれについて、簡単にご説明しましょう。 引き算のテクニック 革新的な製品やサービスは、なんらかの要素を取り除くことによって生まれるとい
とりあえずThe Swift Programming Language読んで、実際に自分で少し書いてみた感想。 諸事情でAppleにiOSデベロッパーとしてお布施していたので Xcode6beta落として少し書いてみた。プロジェクトスケルトンをswiftで生成できるので、そのコードを眺めたりしていた。 ファーストインプレッション Immutable脳の人が設計したっぽい。 スクリプト言語っぽい構文に、型注釈。これはGoとシンタックス上の設計思想が似ているんだと思う。 基本的にImmutableな設計でありながら、オブジェクト指向を採用しており、Scalaっぽいマルチパラダイム感がある。Scalaの人は好きになりそう。 型推論のおかげで動的型付け言語触ってきた人にも抵抗がない感じになってる。推論のおかげで静的型付け言語が動的型っぽくみえるのはHaskellとかOCaml方面の雰囲気。 LLV
アップルがWWDC 2014で行なった発表は極めてシンプルだ。新発表はOS X、iOSそして開発環境の3つだけ。新型ハードウェアの発表は一切なし。しかも、いずれもリリースは秋ごろ。WWDC参加の開発者以外がすぐに触って楽しめるものは今のところ何もない。 だが、アップルのティム・クックCEOが「App Store発表以来、最大のリリース」と言ったのは決して大げさではない。今回発表されたiOS 8は、iPhoneの進路を大きく変えるOSであるばかりか、我々の生活風景をも一変させてしまうきっかけになりかねない。 これは新たな地殻変動の始まりだ。それはデバイス主体時代からユーザー主体時代への移行と言っていい。 今日、多くの人はスマートフォンを使いながら、それと同時にパソコンやタブレットも利用している。これらのデバイス同士は、すでにクラウドのおかげで書類の共有はでき始めてはいるものの、まだまだ連携に
Adrian Kingsley-Hughes (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル 2014-06-03 15:11 AppleはWWDC 2014の基調講演で、「Swift」という新たなプログラミング言語を開発者に披露した。この新プログラミング言語について知っておくべき10のことを紹介する。 Swiftは「Objective-C without the C」:Appleはこの新言語を「高速で現代的、安全でインタラクティブ」なプログラミング言語だと宣伝している。その裏にある意図は(WWDC 2014基調講演の発表内容から考えると)、アプリの開発をこれまで以上に簡単にすることのようだ。 iOSとOS Xに対応:Swiftは「iOS」デバイス向けアプリを作成するためだけの言語ではなく、開発者はSwiftを使って「OS X」向けのアプリも作成できる。
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