マサチューセッツ工科大学(MIT)・メディアラボが1月に東京で開いたイベント。日本の企業トップをゲストに招き、聴衆に広くオープンにされた初のイベント。その熱気をレポートする。 メディアテクノロジー研究で世界最先端を走るマサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ。タンジブル・ユーザーインターフェイスの開発者、石井裕氏が副所長を務め、昨年からは、伊藤穰一氏が第4代所長に就任したことから、日本のエンジニアや研究者にとってもさらに身近な存在になった。 そのメディアラボが1月17日、東京・汐留の電通ホールで「MIT Media Lab @Tokyo 2012」を開催した。これまでも日本国内でスポンサー企業を対象にしたクローズドなミーティングはたびたび開いていたが、今回はより幅広いゲストと聴衆を迎えての開催。メディアラボの未来像やその価値を、より多くの人々に伝え、今後そこから生まれる成果を日本経済