明石書店発行『現代の理論』09年新春号をお送りいただきました。 特集は「恐慌前夜か、変革前夜か」で、金子勝、山家悠紀夫等々といった面子が並んでいますが、まあ特に目新しいことも梨。小林良暢氏の「激震の非正規リストラ対策はこれだ」については、私の考えを論ずるときに改めて論ずることとして、ここで是非紹介したいのは、筒井美紀氏の「大学の<キャリア教育>は社会的連帯に資するのか?」という論文です。 >・・・大学教育という観点から見ると、労働世界を<社会>の視点から眺めるという動作を習得させる授業の重要性を示している。この動作と真反対なのは、サッチャーもと英国首相が言い放った「社会というものはない。あるのは個人と家庭だけだ」というものの見方である。この見方に立つと学生はもっぱら「賢く」生きるにはどうしたらいいかというフィルターを通して社会を見るようになり、自己責任論を「素直に」内面化した「新自由主義市
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