に続くシリーズとして発刊された本がこれ。 おおっ!「廃道」ですか!国道=酷道が自動車にとって走りにくい道、つまり離合が困難であったりガードレールがなかったり、落石が多かったりする酷道だとすると、自転車(ロードバイク、MTB)には必ずしも走りにくい道ではない。かえって自動車が少なく、またスピードもあげることができないので自転車にとっては走りやすい道ともいえる。R477などは特にそうだ。 だが「廃道」となるとちょっと微妙。新しいバイパスやトンネルができた場所では、以前の道路は「旧道」として存在する。そこに集落があれば依然「旧道」のままだが山中や峠をウネウネと通過するだけの道はやがて「廃道」へと移行していく。 この本は全国の「廃道」をファイルしたもの。著者のひとり(永富さん)が関西在住のようで、R173沿いの天王峠・はらがたわ峠も紹介されている。一庫(ひとくら)ダムには旧173号線が沈んでおり龍